8月12日(月・祝)に「本気で組織、チームの人間関係を変える道場」第2期の最終日が開催されました。
この講座は、リーダーシップコースの卒業生を対象に、チームや組織の人間関係における課題を可視化するコーチング技法「ソシオメトリー」のスキルアップを目的としています。
3人以上の関係性を、イスを使って見える化し、より効果的に理解・解決する手法を学ぶ内容です。
講座では、参加者から実際の組織課題を募り、それぞれの課題ごとにチームに分かれてリレー形式のコーチングを実施します。
そして、各セッションの合間には、平本あきお氏によるスーパーバイズが行われ、仮説と検証を繰り返しながら進めていきます。
参加者の方々は、
「組織で働く者として、組織開発に興味がある」
「組織での悩み、組織改革を望むクライアントさんも支援できるようになりたい」
「リアルでの開催で、平本さんがセッションを詳しく解説してくれる貴重な場」
「平本さんのコーチングの進め方、考え方をもっと知りたいと思った」
「自分の課題の解決にもつながると思った」
などの動機を持って、本講座に参加されました。
講座に参加する前は、
「その場の思いつきで、仮説検証していた」
「組織で毎日のように起こる、出来事や問題に振り回されていた」
「リーダーシップコースで、平本さんのセッションは見ているけど、実際のコーチングセッションは手探り状態。平本さんがやっていることの再現性が持てない」
「コーチング的な関り方はリーダーシップコースで学んだが、具体的にどう活かしてコーチングをすればいいのかわからない」
「ソシオメトリーのゴールや型、注意点など、全貌が見えていない」
「椅子を使って、組織の脳内地図を描くのは自分にはまだまだ高嶺の花と思っていた。 こんなのできるのかな・・・と思っている」
という課題意識を、参加者のみなさんは持たれていました。
6ヶ月間の5回コースを終えて、参加者から多くの感想が寄せられました。
「自分なりに椅子を使ってソシオメトリーを実施すると、思いもよらぬ解決策が生まれました」
「選択肢が増えて、切り替えが早くなりました。クライアント目線での新しい質問の仕方を学び、クライアントが本音を話しやすくなる体験が多く得られました」
「これまでは組織の問題を解決しようと努力してもうまくいきませんでしたが、道場で学んで、組織は人と人との関係で成り立っていることを実感しました」
「目の前の出来事だけでなく、組織全体の構成員一人ひとりの関係性に目を向け、どう関わるのがよいかを考えるようになりました」
「平本さんのセッションの進め方やその背後にある考え方を、より深く理解できました」
「ソシオメトリーやポジションチェンジに少し自信を持てるようになりました」
「自分のメンタルモデルに影響されやすいことに気づき、セッションに必要な視点が加わりました」
「仲間と学ぶことで、思いがけず仕事につながる機会が生まれました」
「ソシオメトリーの基本的な流れは習得でき、場面の特定と現場検証の重要性にさらに気づきました」
「現実の課題を事例として扱うことで、コーチングの幅が広がりました。基準を明確にし、相手に何をしてほしいのかをはっきりさせる重要性も学びました」
これらの感想からも、講座が多くの学びと成長の場となったことがうかがえます。
東京でのみ開催されていた本講座ですが、今後は地方での開催も企画されています。
チームや組織の生産性を高めるリーダー、そしてその支援を行うコーチやコンサルタントのスキルアップを目指し、
「目的論を社会基盤に」という理念をさらに推進していきます。
writing by Yuki Fujishima
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