頑張るパパ・ママがついやってしまいがち!な子育て〜Vol.1「あれやって、これやって」と指示ばかりしてしまうパターン〜

Vol.1「あれやって、これやって」と指示ばかりしてしまうパターン

子育ては、24時間365日。

食事、睡眠などの生活習慣から、学校生活や習い事・・・子どもが関わる全ての場面に気を配っているお母さん達へ。

今回も、元小学校の先生で、現在は子供達と関わる先生に向けた塾「未来学園HOPE」を運営されている梶谷希美さんへのインタビューをもとに、”ついやってしまいがちな子育て”を5つのパターンに分け、それぞれの解決策についてご紹介していきます。

梶谷 希美さん(のんちゃん)


小学校の教員を10年以上、崩壊クラスの立て直しを毎年行う。
先生のための塾「先生塾」を開校したいという目標ができ、起業。
その他にも、教育プラットフォーム「未来学園HOPE」の立ち上げ、書籍の出版(先生の時間はどこへ消えた?-仕事の時短仕分け術-/学芸未来社)など活躍の幅は多岐にわたる。

プライベートでは歌うことが趣味。

指示をしないと動かない我が子に疲弊・・・。

もうすぐ夕食の時間、パタパタと支度に忙しいお母さん。

一方、こたつに入り寝転がりながらゲームをしている子ども。
夕飯の時間までには終わるという約束でさせたゲーム。

「そんなにゴロゴロしていないで、そろそろ時間よ。」と声をかけても止める様子がなく、痺れを切らしたお母さんが「もう!ご飯の時間なのよ。ゲームをやめなさい!」と言うと、ようやくダラダラと動き始める我が子。

どうしていつもこんなにダラダラとしているのかしら。

そう思いながら、
「はい、座って!」
「ほら、いただきますは?」
「お野菜から食べなさい。」
「お箸はちゃんと持つのよ。」
「真っすぐ座る!」

・・・と、つい指示ばかりになってしまうこと、ありませんか?

梶谷さんからのアドバイス ”ここが大事!”

梶谷さん

お母さんはいつも忙しいですし、こちらのペースもありますから、ダラダラと動かれては困るわけです。
つい指示してしまう気持ち、よくわかります。

具体的に指示をしないと、いつまでも YouTubeやゲームばかりだし、ご飯食べないし、いつまでもお風呂入らないのでは?と思われがちですが、指示はあまり細かくない方が長期的には早く動きます。

とはいえ、何も言わず丸投げするのでは進みませんよね。
そこで大切なコミュニケーションは、”本人に聞く”ことです。

母「今日は何時に寝ようと思っているの?」
子「9時」
母「あ!そうなんだ!で、いつ頃お風呂に入ろうと思う?」
子「8時頃かな」
母「素敵だね!自分で考えられて。じゃ、よろしく頼むね」

このコミュニケーションの方が、実は早く進みます。

このように声をかけても、いつまでたっても食卓につかない場合や、おなかが空いてないなどと言うようなら、
「おなかが空いていないのなら、自分が食べられる分だけ取って食べていいよ。でも席につかずに一人だけゴロゴロしているというのは、一緒に集まっている所ですごく失礼だよ。どうする?」
このように声をかけると、座ることが多いです。

そして、ご飯を食べないという子には、「ごはんを食べないのであればいいんだけど、一生懸命作った人がいる。そうやって言ったら悲しい気持ちになるよ。」ということも伝えておくといいですね。

何度失敗しても、言ったことを守れなくても、まずはOK。

守れなかったのであれば次はどうする?と一緒に考えることで、
自分でうまく生活が進んでいくようにサポートするという関わり方をすることが大切です。

 

<解説💡>

アドラー心理学では、「目的論コミュニケーション」を重要視しています。

「何時に寝る」という最終目標に対し、何時までにお風呂に入り、何時までに歯を磨き、何時までにご飯を食べればよいのか。
逆算して、本人に考えてもらうのです。

ここでのポイントは、主に2つに分けられます。

  1. 指示という形ではなく、どのような理由でどのようにしてもらいたいのかはあくまで”私の事情”として伝えたうえで、本人がどのように行動するか、その過程と結果への責任を任せること。
  2. この行動をすることによって、自分だけでなく、自分を取り巻く周りの人にどのような影響があるかを伝えること。

本当のヨコの関係は、上にも立ちませんが、下にも立ちません。

子育てをするなかでありがちなケースは、今回のように上から目線で言うパターンもありますが、反対に下手に出て王様のように過保護に扱い、好きにさせてしまうというケースもあります。

どちらも一見、家庭内では揉め事がないように見えるのですが、社会に出た時に、自分の行動が人を不快にさせていることに気づけないまま、なぜ嫌われているのだろうと悩むことになりかねません。
なぜなら、自分の家では当たり前であった習慣だったからです。

大人は子どもよりも、その先が見えることが多いぶん、つい正しいほうへ軌道修正しようとしてしまいがち。
ですが、子ども自身も経験をしないと、自分で考えて動く必要性に気づけないままになってしまうのです。

親ができることは実はシンプル。

それは、干渉するでもなく、放っておくでもなく、子どもが社会に出たときに、周りの人が一緒に居て快適だと思われるようになるために手助けをすること。

仮に選択を間違えてしまったとしてもOK。
仮説、検証をしながら、うまくいかなかったのであれば、「じゃあ、次はどうする?」を一緒に考える。

上下関係なく、ヨコの関係の”1人の人間”として、伝えられることは伝えること。
ただそれだけなのです。

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