カウンセリングがなぜ必要なのか(前編)

 

こんにちは、ニシティです。カウンセリング実践コースで講師をしています。

  • 自分にカウンセリングが必要なのか知りたい・・・!
  • コーチングと何が違う?
  • 私はカウンセリングを学んだ方がいいの?

という方、結構多いのではないでしょうか?

今回はそもそもカウンセリングって何・・・?ということを掘り下げてみたいと思います。

ちなみに前置きが長くなったので前編、後編に分けてみました。
ぜひ最後まで読んでもらえたらと思います。

 

カウンセリングとコーチング、それぞれの役割

世界は複雑すぎる。周りを見渡したとき・・・過去、現在、未来。
環境や人、色んなものが思い通りにいかず、問題だらけに見える。

一方で、人類はその問題に直面し解決してきた。そのたびに世界は複雑さを増して、豊かに発展してきたとも言える。技術的な進歩は凄まじく、一昔前なら鼻で笑われたような夢が日常になっている。
(それは・・・まあ、いい・・・便利だから・・・!)

でも・・・
ふと、自分の人生を省みたとき思う・・・

周りと自分が違っていて、今までのやり方が通用しない・・・なぜだ・・・!?選択肢が多すぎて、どこに向かえば良いのかもわからない・・・

「あれをしなさい」「これをしなくちゃダメ」という人がいる一方、「いやなことはしなくていい」「自分らしく好きなようにして良いよ」という人もいる・・・困り果ててネットや本で自分らしさを探してはみるものの、そこにあるのは他人の成功場面だ・・・。

自分にはムリ・・・!いったい・・・どこに向かったらいいんだ・・・?

その問題を現代的に解決するのが、「コーチング」。

コーチングとは

どこに向かったらいいか・・・?

コーチングは、「目的地」をその人から引き出すもの。そしてそれは、”感情的に合意できる目的地”だ。

目的地を引き出された人はやる気が湧いてくる。忙しい日常ですっかり忘れていた夢や目標・・・

「ああ、今の環境を生かして叶えていけそう・・・!」

あるいは、

「自分では気づかなかったけど昔から大切にしていたコト」

「日常、これを大切にしたら、すごく充実した感じがする・・・!」

「いいね、その目的地に行こうよ・・・!」

「はい・・・あとはそこに向かうだけ・・・!」

「いてもたってもいられない・・・!」と、自ら行動する。

幸せな目的地に向かうとき、幸せな過程を歩んでいける。日々を健やかに生きられるし、達成の喜びも味わえる。こんなふうに、コーチングは人を幸せにする「動機」を扱う技術とも言える。素晴らしいですね!

 

じゃあ、カウンセリングって何?コーチングができれば十分じゃない?・・・と思う人もいるだろう。

私は、真逆で、カウンセリングを専門として、コーチングをあとから学んだのでわかるのですが・・・
(※ちなみに学ぶ前はコーチングは不要と思っていた)
(※今は反省している)

カウンセリングを学ばずにコーチングをすることは、クライアントに想像以上の負荷をかけてしまうことになります。

どうしたらいいかわからない問題

あなたも見たことはないだろうか・・・。

なんとなく成功しているっぽいビジネスコーチのような輩が、行動しないクライアントを罵るような投稿や、従順でないクライアントを遠回しに批判する投稿が並ぶタイムライン・・・。

例えば・・・「成功に必要なのは素直に行動すること。言い訳ばかりで行動しない人は成功しません。私が今日お会いした方がまさにそんな感じで・・・云々・・・(キラキラした自撮り写真とともにだいたい掲載されています)」

「うぎゃーッ・・・!刺さるうぅ〜ッ・・・!」そう・・・針山地獄のような投稿・・・。平たく言うと「地獄絵図」である・・・!

「別に自分に合うクライアントを探すからいいもん・・・!」という人はまあいい。ビジネス上の絞り込みとして上記のような内容を投稿する方法もある。

ただ、現実問題、意図せずとも相手のせいにして、正論を振りかざしてしまうことはよく起こる。これはコーチが悪いわけでも、クライアントが怠けているわけでもない。コーチは相手の成功を真剣に願っているし、クライアントも通常、ほんとうに素直で、一生懸命なのだ。

が・・・「行動を止めている要因」があって、本人もどうしたらよいかわからない。コーチもよくわからないのでクライアントに責任転嫁しつつ、より素直で従順な人だけ囲い込もうとしてしまう。

クライアントは自責して諦めるか・・・違うコーチや手法を求めて彷徨うジプシーと化してしまうのだ・・・。なんてこった・・・コーチに出会う前より不幸になってるじゃあないか・・・

もちろん、これは極端な例ではある。ただ、誰かの幸せを願ってコーチングを始めたのに、うまくいかないときに「相手を理解する術」を持たないと、これに近い状態になることは多い。

プロのコーチでなくとも、様々な対人支援の場や家庭や職場の人間関係でも同じことが言える。

これで良いのか・・・?そんなわけない・・・!でも、どうしたらいい・・・!?

そこで・・・カウンセリングの出番なのです・・・!

カウンセリングとは、心理的な病気や障害のみを扱うものではない。本来はコーチングとセットで使う表裏一体の技術なのである。ざっくりとドライブに例えるなら・・・

  • コーチング・・・目的地と行き方を決める
  • カウンセリング・・・車のメンテナンス・調整

という感じ・・・!目的地が定まったところで車が止まったら行けないですよね・・・!

<後編へ続く・・・>

 

 

心理カウンセラー 西たかお

西たかお(Nishi Takao ニックネーム:ニシティ)


心理カウンセラー。科学的な人間理解に基づく心理カウンセリングで、5,000人以上の悩みの解決をサポート。うつ、自殺予防、グリーフケアなどの領域の心理カウンセリングを得意とする。
以前は、コミュニケーションが苦手なIT・エンジニア系プレイングマネージャー。様々な問題を1人で抱え込み、身体不調からうつに。死ぬことしか考えられない日々の中で心理学を学び始める。同じ思いを抱える人を支援するため、心理カウンセラーとして活動をスタートし、独立開業。
企業の相談室での心理カウンセラー、コミュニケーション指導や少年院での心理カウンセリング、事故災害後のメンタルケアなども経験。
心理カウンセラーの専門家として、10年以上の経験・実績。
平本式では、心理カウンセリングのスーパーバイザーとして、また、瞑想リトリートの企画・アドバイザースタッフとしても活躍している。

 

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