平本式卒業生インタビューvol.8
今回は、整骨院やパーソナルトレーニングジムを経営する株式会社ブライトスターズの代表取締役であり、スポーツメンタルコーチ、メディカルコンディショニングトレーナーとしても活躍されている東篤志さんにお話を伺いました。(聞き手:平本式スタッフ・台本)
・書籍:https://www.amazon.co.jp/dp/441323149X
・Instagram:https://www.instagram.com/higashi_atsushi/
・アリエス整骨院 恵比寿:https://aries-ebisu.com
・アスリート専用プライベートフィールドRe New:https://renew-japan.com/
普段はスポーツメンタルコーチ同士としてお話する機会が多いのですが、今日はインタビュアーとしてよろしくお願いします!
いつもと違った雰囲気で僕も楽しみにていました。本日はよろしくお願いします!
さっそくですが、まずは出版おめでとうございます!!!
ありがとうございます!いろいろな方からのお力添えも頂いて、今年1月に「いつでも100%の力を発揮できる心の整え方」(青春出版社)を出版させて頂きました。下の写真で3人が手にしている本です。
表紙もアスリートな雰囲気でカッコいいですね!延期で来年となりましたが東京オリンピックの開催が予定されていますよね。出場する選手にも関わられたりしているのですか?
この東京オリンピックより正式種目となったスポーツクライミングの日本代表選手、野口啓代選手と楢﨑智亜選手をスポーツメンタルコーチとしてサポートしています。上の写真は野口選手と楢﨑選手と一緒に撮影したものです。他にも五輪内定候補選手が5名おります。
オリンピックの開催時期は延期となりましたが、オリンピック本番に向けてここからさらにサポートにも熱が入りますね!
そんなにたくさんのアスリートに関わられていてすごいご活躍をされていますね!一方で、ここまで来るまでにいろいろな紆余曲折があってなかなか実現できなかったともお聞きしたのですが。
実は、「アスリートをサポートしたい」という強い想いが元々あって柔道整復師の資格を取得していたんですが、自分が経営者でありスタッフの生活も支えている立場ということで、自分が輝くためよりも「みんなのために」という考えで会社経営を頑張っていました。
でも、時間的にも精神的にも余裕がなかなかなく「自分自身も輝くために挑戦してみよう」と自分の夢に向かっての挑戦ができていなかったんです。
そうだったんですね。一体何が東さんのターニングポイントになったのですか?
平本さんのところでコミュニケーションの本質的な部分を学んだのは大きかったですね。あらためてコミュニケーションが人に与える可能性について驚きました。
そこで、その後に、スポーツメンタルコーチングの日本の第一人者の柘植陽一郎さんのスクール(一般社団法人フィールドフロー https://field-flow.com)でも学び、活動を始めました。
そしてやるからには本気で挑戦したいと思いましたので、経営している整骨院とは別に、新たにアスリートの心身をサポートするためのお店をオープンすることに決めたんです。
経営者である自分自身も挑戦している姿をスタッフに見せたいですし、私もスタッフと一緒に輝くことで、経営している株式会社ブライトスターズを誰もが可能性に挑戦する輝く職場にしたいと心から思っています!
なるほど、とても素敵なビジョンですね!実は私も開院した当時に、そちらの治療院に伺わせて頂いたのですが、有名アスリートのサインなどがたくさん飾られていましたね。
東さんは、確か日本体育大学卒業後に柔道整復師の資格を取得して、整骨院の院長としても勤務されていましたよね。そこから2012年に独立されたのには、どのようなきっかけがあったのですか?
本当に偶然がいろいろと重なりまして。当時勤務していた整骨院グループから独立開業のお話をいただき、その流れに乗って開業しました。
今では神奈川県を中心に、都内含めて数店舗の整骨院を開院し経営されていますよよね。
スタッフ1人ひとりが輝くことで、関わるお客様も輝かせようという想いを込めて2014年に「株式会社ブライトスターズ」という社名で会社を起こしました。下の写真が会社のロゴでして理念を表したものです。中央の黄色い星がお客様で周囲の星がスタッフのイメージですね。
おかげさまで現在6店舗まで拡大することができました。業績も順調に伸び、最初は組織もうまく回っていたのですが、スタッフが増えるにつれて大変なことも増えてきました。
具体的にはどのようなことが大変になってきたのでしょうか?
スタッフの技術的な育成とやる気のマネジメントですね。少人数の時は、手取り足取り時間をかけて私が教えることができたのですが、人数が増えるに連れて1人ひとりに関わる時間も限られてきて、なかなか直接関わることができないスタッフも増えてきました。
そのような状況の中、社名に掲げた想いを実現させるために言われたことだけをするのではなく、自分で考えて行動ができる「自立するスタッフの育成」のために私自身がいろいろと学んでいました。
ちょうどそのタイミングで、「それなら平本さんの現場変革リーダー養成コースが役に立つかもしれないよ」とペップトークの浦上大輔さんが紹介してくれたのがきっかけで、3ヶ月コースを受講してみることに決めたんです!
信頼している方からの紹介がきっかけだったのですね。しかも即決ってすごいです!
実際に学ばれてみてスタッフ育成にはどのような変化が生まれたのですか?
平本さんのところで学ぶ前にもコミュニケーションや組織マネジメントについて別のところで学んでいたのですが、決定的に違っていたのが「相手の立場に立った上での相手に伝わる伝え方」で。
専門用語でいうと、「ポジションチェンジ」とか「アサーション」ですね。
そうなんです。他のところでもその言葉の意味は学んで知っていたのですが、コミュニケーションの本質的なところを教えてもらっておらず、「知っている」だけの状態だったんです。正直、実際に現場でどのように使えばいいのかがわかっていませんでした。
現場のスタッフさんにはどのように関わっていたのですか?
これまでは、「自分ができるんだから、あなたも頑張ったらできるでしょう」という気持ちが強すぎて、スタッフに関わる時に相手の置かれている環境や心理状態をあまり考えず要求ばかりしていました。今思い返してみると、自分では優しい雰囲気で話しているつもりでも、相手からしたら詰められてる感じがしていたのかもしれません。
でも、平本さんのところで引き出すコミュニケーションを学んでからは、対話しながら相手の価値観やビジョンを引き出せるようになったり、相手に合わせた自己成長のステップを一緒に考えられるようになったり、その結果、スタッフの技術的な育成とやる気の両方を高められるようになったんです。
「お客様に輝いていただくために、まず最初にスタッフ1人ひとりが輝こう」という、私がとても大切にしている会社の理念に向けて大きく前進することができました!経営者として心から嬉しかったです。
そして、そんな安心して任せられるスタッフが増えたことで、最初にお話したように私自身もアスリートサポートという夢に挑戦することができたんです!!
「お客様に輝いていただくために、まず最初にスタッフ1人ひとりが輝こう」という会社の理念、とても素敵で共感しました。アスリートサポートもオリンピックに向けてますます注目が高まると思いますが、東さんのこれからのご活躍をさらに期待しています!
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