本記事は、メンタルマネジメントスクールのリーダーシップコースを受講して、どのような変化があったかをインタビューし、その内容から抜粋してまとめたものです。
神職として20数年間、祈りとともに多くの方々の傾聴活動を続ける。一人一人の方と向き合ってきたが、うまくいかない壁を感じ、どうして良いか分からない状態が続いていた。さらにコロナ禍となり、今後の傾聴活動をオンラインでやっていくべく逡巡しているところ、コーチングとメンタルマネジメントスクールと出会い、ブレイクスルーのきっかけを掴む。メンタルケア・サポートのコーチ・カウンセラーとしても活動中。
私は神職として、神事を執り行ったり、掃除や祝詞を読んだり、お参りに来られる方のお願いごとのお祈り、悩みごとを聴いたりしています。
神道には、山や川、木にも土にも石、そして人間の中にも神様が宿るという考えがあります。
コーチングで心を深掘り、内なる神様に出会えるのではと感じて、ますます夢中になってコーチングを勉強してた時にメンタルマネジメントスクールと出会いました。
カウンセリングの1Dayセミナーに参加させてもらった時、平本さんの公開セッションをしていただきました。
セッションで、感情のフタを開けてもらった感覚がして、涙がボロボロと出てきて、私の中から「青春がしたい」という言葉が出てきました。それがすごくよかったです。
師匠が6年前に亡くなり、その後にコロナが来て、時代がガラッと変わり、これからどうやって生きようか、糸の切れた凧のような状態でした。
メンタルマネジメントスクールとの出会いは、第2の師匠に出会った感じでした。これだと感じてリーダーシップコースに参加しました。
一番大きな変化は、今までで一番自分らしく生きていると感じられるようになったことです。コースに参加する前の私だったら、この体験談インタビューで、どんな服装をすべきか、「私服がいいかな?いや、ネクタイの方がいいかな?いや、仕事服にするべきかな?」と、ぐちゃぐちゃと悩んでいました。
しかし今では、自分の軸や価値観に基づいて、自信を持って決断ができるようになりました。
コースで学ぶ中で、「絶妙」「空間を生かすちょうど良い存在感」「古き良きものと未来へ」「青春する」「切磋琢磨していく」「本音に触れる」といった、自分軸を見つけることができました。
コースに参加する前は「人間関係は面倒だから、あまり頑張って関わらないでおこう」という生き方でした。
しかし自分軸を見つけてからは、人と深く関わることが楽しくなり、勉強会を開催したり、朝活を3つも参加したり、学び以外でも様々な行事に参加する機会が増えました。
面倒に感じていたことが、「これが良いんだ、これこそ青春だ!」と感じられるようになりました。
今は「おれ、生きてるなぁ」という充実感が湧いています。限界を感じるどころか、まだまだどこまでも行けるという感覚になりました。
相手のいいところ、相手がした貢献で助かったことを、通りすがりながらシェアをする「7秒コーチング」を学びました。
コンビニや喫茶店などの店員さんに「接客が、めっちゃ良かったです」と7秒コーチングで伝えると、「キャー」と喜んでくれました。相手の反応に、私は「なんだこれは」と驚きました。
私は今まで人を助ける仕事をしてきましたが、「なかなかうまくいかない」「 もっとこうした方がいいんじゃないか」と、いろいろ悩んでいました。
7秒コーチングの関わりだけで、こんなに人が元気になったり、助かったりするんだと、7秒コーチングのすごさを感じました。
私が軽い手術のために入院した時、看護師さんに「その明るさに助けられます」と7秒コーチングで伝えたら、すごく喜んでくれました。
伝えた側の私も気分が良くなって、お医者さんにも7秒コーチングをやってみたら、「いやいや、そんなことないですよ」と、すごい喜んでくれました。
お医者さんは、患者さんからお礼を言われても、具体的な言葉で承認されたりすることは、あまりないんだなという気づきがありました。
初めての手術では、看護師さんが手術台まで寄り添って歩いてくれたり、私が落ち着くように「今日の手術をする先生は、こんなところがすごく素敵なんですよ」と教えてくれました。
手術が済んだ後、そのお医者さんに「あの看護師さんが、こんなことで褒めてました」と、7秒コーチングの実践を重ねたりしました。
病院と患者というタテの関係で、患者としてお世話になるだけではなく、ヨコの関係性で、自分にも貢献できることがあると感じられた体験が、とても良かったです。
リーダーシップコースの2日目、「過去の自分」「未来の自分」「大事な人」「尊敬してる人」から、「今の自分」を承認する言葉をかける「4つの自分」という実習が印象的でした。
「4つの自分」を通して、自分の内側から引き出された言葉が、コーチングでさらに磨かれていくのが、とても面白いと感じました。
神職として、自分の内側にある言葉が引き出されていくことが、 内なる神に繋がっていると感じられて、「4つの自分」ワークを人に対して、できるようになりたいと思いました。
そして「4つの自分」を他の人にもワークをしてもらいましたが、なかなかうまくいかず、難しさを感じました。
「4つの自分」ワークをしてもらった参加者から、「本当はもっとできる自分なのに、やっていない。しっかり頑張れ、私!」と、自分を批判するような言葉が出たり、自分を承認する言葉をかけることすら躊躇してしまう、という感想をいただきました。
こんなにも人は普段から、自分を無意識に責めたりしていることに驚きました。それが正しいと考えていることにも気づかされました。
「自分を責めていては、本当に良いものは自分の中から出てこない」ということを、まずは理解してもらうために、ワークや言葉がけが必要なんだと感じました。
私が「4つの自分」の実習をやったときの「これだ!」と感じた自分の体験が、今でも自分の中に残っています。
どうすれば楽しく、嬉しく、時には涙が浮かぶほど癒されて、自分の方向性が見えてくる「4つの自分」の体験を、他の方々にも味わってもらえるか。自分の中から湧き上がってくる声を聴く体験をしてもらいたくて、今も挑戦を続けています。
そして失敗しても、だからこそどうしたらよかったかなどの質問や、チャレンジしたいことを、講師の人たち、仲間たちに安心して質問ができる場が、リーダーシップコースの良いところです。
コースに参加する前の私は、人は変えられないと思っていました。自分自身も変わろうとしても、なかなか変えられず、人を変えようとすることは、おこがましいと思っていました。
でもコースで学んだ「相手目線での勇気づけ」を実践して、その効果に驚きました。ある人に勇気づけを試したところ、普段からすごく話すその人が、言葉をピタッと止めて、勇気づけの言葉にジーンとしている様子でした。そして私が話すことを、しっかりと聞いてくれるようになったことがありました。
「相手目線での勇気づけ」を学ぶ前の私は、自分目線で「この人はここを頑張っている」「この部分が素晴らしい」と相手を勇気づけしていたつもりでしたが、すべて的外れだったことに気づきました。
相手の目線に立って、相手に合わせて伝えると、こんなにも伝わりやすく、私の言葉をしっかりと受け取ってくれるのだと実感しました。そして、こんなにも人が変わるものなのかと、とても驚きました。
今に限界を感じている人、くすぶっている人、過去の私みたいに何でもクヨクヨして、時間を使ってしまっている生き方をしている人、どう自分を生きていけばいいかわからない人、自分の生きる道を探している人にコースを受けてほしいです。
いかがでしたか?
本記事は、リーダーシップコースを受講した方のお話を要約したものです。
次はあなたが、この変化を体験してみませんか?
writing by Yuki Fujishima
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