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社員のダメなところを直そうと、一方的に指示を出す社長の自分。目的論の関わりで「こんなに見守ってくれる社長はいないよね」と言ってもらえる社長に変化!!

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本記事は、メンタルマネジメントスクールのリーダーシップコースを受講して、どのような変化があったかをインタビューし、その内容から抜粋してまとめたものです。

オバケツさん
(製造業経営者)

大学卒業後、デザイン会社勤務を経て家業のバケツ製造業を継承。自己肯定感が低く、自分がどうしたいかよりも相手の顔色や空気を読んで行動することが多く、自分の軸がないため、会社の方向性や社員との関係、人材育成に悩み、妻が受けていたメンタルマネジメントスクールを受講。製造業にありがちな原因論から目的論へ、妻と二人三脚で奮闘中。

経営している会社は創業101年目。妻がリーダーシップコースに参加して、生き生きしていく姿を見て、自分もそうなりたいと思い、リーダーシップコースに参加。

私は、「オバケツ」というトタンバケツを製造する渡辺金属工業を営んでいて、会社は今年で101年目になります。最近、メディアにも取り上げていただくことが増えました。

私がリーダーシップコースに参加したきっかけは、会社のサポートもしてくれている妻が12期生としてリーダーシップコースに参加したことでした。

妻がコースに参加した後、生まれ変わったように日々のストレスと上手に向き合って、生き生きとしていく姿を見て、私もこんなふうになりたいと思い、コースに参加しました。

社員のダメなところを直そうと、一方的に指示を出す社長だった自分。「目的論」の関わりで、社員が自発的に意見を言うように。

コースに参加する前の私は、社員のダメなところを見つけては直そうと、社員に対して「こうして!」「ああして!」と一方的に指示を出す、まるで機械のような社長でした。

相手のダメなところを直そうとすればするほど、ダメなところが次々と出てくるような状態でした。

でもコースで「原因論と目的論」を学んだことで、私の関わり方が「原因論」だったことに気づきました。

そして「目的論」を学び、「相手のいいところを見つける」という視点を持ちながら関わるようになってから、

「前はどうしてた?」
「これはどう思う?」

と、社員の意見を聴きながら、相手の考えも引き出せるようになりました。

相手の意見が自分の考えと違っても「ああ、なるほど」と受けとめられようになり、「どうしていこうか?」という話もできるようになりました。

社員も自発的に意見を言えるようになり、社員とのコミュニケーションの変化に「目的論」のすごさを感じました。

社員から安心感や信頼感が生まれ「こんなに見守ってくれる社長はいないよね」という社員の会話を聞いた妻が感動。

妻からも「これどうしたらいい?と私に相談してくれるようになったことが、本当にありがたい」「今は社員の相談に、自分で答えを出して対応できるようになって、社員からの安心感や信頼感が生まれている」と言ってくれました。

社員が「こんなに見守ってくれる社長はいないよね」と話しているのを妻が聞いたみたいで、妻も感動してくれました。

プライベートでも、ネガティブな発言や言い訳が多い友人に対して、「本当は、どうなったらいい?」と、「目的論」に基づく質問を繰り返してみたら、彼の口から「そうか、こうしてみようかな」という言葉が出てきました。

「ダメだ」「できない」とネガティブな発言ばかりだった友人から、前向きな言葉が出てきたのは長い付き合いの中で初めてだったので、とても驚きました。

「原因論と目的論」は、仕事でもプライベートでも使える一生モノの学びです。

家族にイライラをぶつけるだけだった私が、妻と一緒に答えを導き出せるように。子どもからも「勉強教えて!」と信頼されるようになりました。

コースに参加する前の私は、自分の思い通りにコントロールしようとして、家族に対してよく怒っていました。

イライラをぶつけるだけで、妻のアプローチにも「いや、そうじゃない!」と反発してしまうこともありました。子どもに対しても、あまり人には言えないような関わり方をしてしまっていました。

でもコースに参加してから、自分の感情を俯瞰して見れるようになり、イライラすることが減りました。

妻がコースに参加した後は、「どうしたらいい?」と妻にすべてのアドバイスを求めてしまっていましたが、

私もコースに参加した後は、「僕はこう思うんだけど、どうかな?」と自分の考えを伝えながら、妻と一緒に答えを導き出せるようになりました。

今は妻と話すだけで「こう思うから、こうしたらいいな」とセルフコーチングもできるようになりました。

そして子どもとの関係性も変わり、子どもの頭を撫でることが増えました。まだ子どもの足りない部分や、できない部分に目が向いてしまいがちですが、

子どもから「勉強教えて!」と言われる機会も増え、子どもから信頼されている感じがして、とても嬉しいです。

私が変わった姿を見て、社員全員が「リーダーシップコースに参加したい!」と思ってくれるように、これからも変わっていきたい。

私は社員全員、特に幹部にリーダーシップコースに参加してほしいです。

でも私から「参加してほしい」と勧めるのではなく、妻が私の変化を見て「リーダーシップコースに参加して変わった」と感じてくれたように、

社員にも私が変わった姿を見て、「自分も参加したい!」と思ってもらえるように、これからも私自身が変わっていきたいです。

社員に対して、コースで学んだ「目的論」を説明するとき、相手に伝わっていないと感じて、悩んでしまうこともあります。

でもすぐに理解されなくても、私が信念を持って「目的論」をコツコツと実践することが大切だと思っています。

「こんな組織を作りたい」と、社員にもっと熱く語れるようになって、「社長があそこまで熱く語るならやってみよう」と思ってくれるような影響力を持てる人になりたいです。

いかがでしたか?
本記事は、リーダーシップコースを受講した方のお話を要約したものです。
次はあなたが、この変化を体験してみませんか?

writing by Yuki Fujishima

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