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スーパープレイヤーが1人いるよりもチーム力で勝てる理由

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スーパープレイヤーが1人いるよりもチーム力で勝てる理由

こんにちは。Julieです。日頃は会社に勤めながら、「どうやったら組織力が上がるか」ということを考え、平本式コミュニケーションを実践しています。今回のテーマは「組織力と成果」です。

森田珠里(Julie)
会社員、パーソナルコーチ、講師、1児の母。
会社員としては心理的安全性の高い組織創りに奮闘し、コーチ、講師としてはメンタル・ボディの両面からハイパフォーマンス継続をサポート。娘は目的論育児により5歳の時に英検5級取得。
育休明けに仕事も家事も育児も思うようにいかず、全てを投げ出しかけたものの「自分の人生、これでいいはずがない!」と一念発起し平本式に出会う。平本式の活用で会社員としては組織創りの相談を受けるようになり、自分軸の明確化で無駄が削ぎ落とされ、仕事と家事、育児の両立に飽き足らず副業を始めるに至っている。

「24時間戦えますか!?」

こんなCMもあった平成時代、会社は「頑張って成果を出すところ」というイメージが強くありました。
スーパープレイヤーになることを目指して働く人も、そこそこいたと思います。

企業も、スーパープレイヤー(即戦力)を求める採用をし、育成というよりも、ガッツがあって這い上がってくる、そんな個人の力量によった人材活用をしていたところが多くあったのではないでしょうか。

何故ならば、それを求めるような評価制度や価値観が日本には広がっていたからです。
ですが、そんなガッツのある社員は少なくなった、というのが現状ではないでしょうか。

スーパープレイヤーが1名組織にいたとして、その人がどんどん成果を上げていってくれても、他の人が育たない。
そしてその人のコンディションに組織の成果が左右されるようになります。

スーパープレイヤーが異動!?転職!?
そんな日のことは考えたくもありません。

私は自身がスーパープレイヤーではなかったので、一人で頑張っても成果が出ることはありませんでした。
そして組織からスーパープレイヤーが抜けるたびに組織が揺らぎ、マイナスをゼロに戻す仕事に振り回される、という経験を幾度となくしてきました。

平本式コミュニケーションで「最強の草野球チーム」が作れる

そんな私がある時、平本式コミュニケーションを身につけると、自分の組織にスーパープレイヤーがいないのに、組織の成果が上がったタイミングが訪れました。

一体何が起きたのか。

私はただただ、メンバーの想いや価値観を、白紙で共感しながら聞き、引き出していっただけでした。
その中で、メンバーが自分のリソースに気づき、自分の描く未来実現のために活用していったのです。

そのバラバラな想いを目的論コミュニケーションで繋いでいったところ、一人では生み出せない成果が、リソースの承認や活用によって生み出されていくのを目にすることができました。

マイナスをゼロに戻す仕事が減り、未来のための仕事ができる!
残業時間が減り、欲しかった成果も手に入った!

そんな喜びをチームみんなで味わうことができた場面は、今でも鮮明に思い出せます。

チームにはメジャーリーガー級の人が1人いても勝てず、
チームワークのいい最強の草野球チームになった方が、成果が上げられるのか!と実感した瞬間でした。

チームにスーパープレイヤーは必要ないのかもしれません。
成果を生み出しやすくするコミュニケーションスキルがあれば、チームのリソースをフル活用して、描いた成果を生み出すことができます。

・・・ということは、メジャーリーガー級の人は、コミュニケーションスキルを身につけたら鬼に金棒ということですね!
メジャーリーガー級のスーパープレイヤーで、周りが動かない、自分の周りには使えない人ばかりと思う方は、コミュニケーションスキルで楽になることができるのかもしれません。

もっと楽に、楽しく成果を上げる組織の作り方が、日本の社会に浸透したら、幸せな人が増えるんだろうなぁ〜と思い描きながら、今日もコツコツ、目的論のコミュニケーションを実行していきたいと思います。

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