あっきーさんはマネージャー歴10年。某大手企業に勤務する40代の男性(?)。
MBAなど資格取得に取り組む中で、コーチングに興味が湧き、「現場変革リーダー養成コース」を受講されました。
生来「人からよく見られたい」という気持ちが強く、コース受講中もなかなか本音を話せなかったあっきーさんですが、コースを受講することで自己開示ができるようになるにつれて、職場の雰囲気も柔らかく変化し、業績も3年連続TOP5%を達成。
また、企業マネージャーとしての仕事の傍、2年間で約300名に1on1コーチングを実践するなど、アウトプットにも積極的に取り組まれています。
そんなあっきーさんのコミュニケーションが具体的にどのようにシフトしていったのか?
Before/Afterレポートの後半をお届けします。
さらに、目標面接でのあっきーさんは、目標やプロセスの「妥当性」を論理的に確認するために、
✔︎部下の考え方
✔︎目標設定が適切かどうか?
✔︎アクションプランが具体的で実現可能性があるかどうか?
などについて「なぜなぜ?」と詰問を連発。
その結果、部下からは、
✔︎「上司から問い詰められるので、どう突っ込まれても説明できるように」(←推察)
✔︎「無難な目標」や「ありきたりの手堅いアクションプラン」
しか出てこなくなった、と話します。
そして、そんなあっきーさんが「平本式・ライフイノベーションマップ」を知ったことで、コミュニケーションが大きくシフトします。
✔︎目標面接では、面接の最後に、
「この1年が終わったとき、本当はどうなっていたらいい?」
「そのときどんな感情を味わいたい?」
「来年の今、次の1年のスタートをどんな気持ちで迎えたい?」
など、部下が理想の未来を描く助けとなる質問を加える。
✔︎理想の未来を描くための質問をする時には、自分に対して「なぜ?」をNGワードにする。
あっきーさん曰く、
ー現場変革リーダー養成コースで、ライフイノベーションマップを使って、「未来+(プラス)」のイメージを描きながら対話を進めていく体験をしたことは、非常に大きなインパクトがありました。
過去・現在・未来、そして、それぞれのプラス面・マイナス面、という地図をイメージすると、対話のゴールが明確になり、
「あっ!今は過去+を話している」
「今は未来−を話している」
と頭の中の地図を追いかけながら、最後は「未来+」のありたい姿に対話がたどり着くように対話をリードできるようになったんです。
未来の理想について、上司と部下が共通認識を持てると、その後のアクションプランについても、意見を出し合い相談しながら進めるのがとてもスムーズになりました。ー
とのこと。その結果、
このように、大きな変化を実現したあっきーさんは、
ー一般的に、原因論(原因追求型問題解決法)では、
自分の考え方が論理的であるかどうか詰められている感覚が生まれ、対話において自己防衛本能が働きがちになると思います。
一方、目的論(目的志向型未来創造法)では、
自由に発想し理想や目的、未来から話をするので、「アイデアや意見が出やすい」。
管理職としての立場から見れば、「より多くの情報を得て意思決定できる」というメリットがあります。
部下側から見ても、自分の考えを言えるチャンスが増え、それが採用されればきっと嬉しいですよね。
そして、意見は上下関係ではなく意見の質により採用されるということを体感することができれば、
長期的にみても、人を育て、物が言いやすい組織文化を作ることにつながるのでは?と期待しています。
原因論と目的論、たどり着くところは使う場面とバランス感覚だと思っています。
基本は、ヒトに対しては目的論、コト・モノに対しては原因論。
自由に発想して、ロジカルに意思決定する。
どちらも使い分けられるようになると、仕事力が高まると思います。ー
とコースで学んだスキルをさらに使いこなす方法を楽しみながら開発されています。
いかがでしたか?
コースで学んだことを取り入れて、コミュニケーションを変えたことで、あっきーさんの人間関係がどんどんシフトしています。
あなたもぜひ、そんなシフトをご自分で体験してみませんか?