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「人生の主人公」として生きるとは?

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講師インタビュー①「人生の主人公」として生きる

平本式で、さまざまなコースの講師を担当する梶谷希美さん(のんちゃん)にインタビューを行いました!

「参加した当初は、未来+が描けなかった」そう語るのんちゃん(梶谷さんの愛称)。公務員という安定した仕事を辞め、独立・起業し、先生塾開講、未来学園HOPEの立ち上げ、出版、ライブ…と様々なチャレンジに至るまで、そして、途中の葛藤を乗り越えてきたプロセスで何があったのか、「人生の主人公」「自己受容」「仲間」というテーマで、3回にわたって記事をお届けします。

(聞き手:佐藤李香)

梶谷 希美さん(のんちゃん)
小学校の教員を10年以上、崩壊クラスの立て直しを毎年行う。先生のための塾「先生塾」を開校したいという目標ができ、起業。その他にも、教育プラットフォーム「未来学園HOPE」の立ち上げ、書籍の出版(先生の時間はどこへ消えた?-仕事の時短仕分け術-/学芸未来社)など活躍の幅は多岐にわたる。

プライベートでは歌うことが趣味。

人生の主人公として選択する

佐藤

様々なチャレンジをしているのんちゃんにインタビューを行なっていきます!
初回のテーマは「人生の主人公」です。

梶谷さん

よろしくお願いします!
正に「人生の主人公として選択する」ことが重要だと思っているんです。

佐藤

のんちゃんにとって「人生の主人公」とは?

梶谷さん

自分の選択に意志を持つことだと思っています。チャレンジはとても大切なのですが、「チャレンジすること=人生の主人公ではない」と思っていて。

私が長年過ごしていた学校現場では、人生の主人公として生きる機会を奪われてしまう場面がよくありました。
子供たちが「これやってみたい」と言っても「危ない」「時間がない」と止めてしまう先生もたくさんいます。
子供たちもは、自分がやりたいことじゃないことを、渋々、やっていたり。

私が教員だった時は、敢えて、子供たちが失敗してもいいと思っていました。
例えば休み時間の5分間に「体育館で運動会の練習がしたい」と言われたときに、体育館へ移動するまで3分かかるとしたら練習時間なんてないじゃないですか。
多くの先生は「時間的に無理だから他の方法を考えなさい」と言いますが、私は言わないようにしていました。
自分で決めて、自分でやって、自分で失敗したら良いじゃないかと。
体育館で練習できなかった子供達に対して「じゃあ次どうする?」と言うだけで、学んでいきます。

大人でも、人生の主人公として生きられていない場面を目にすることはありませんか?

「会社の仕事が嫌だ」と話す人に、「じゃあ辞めるために何ができるか、どうしたいか考えてみませんか?」と伝えてみたときに、
「辞められません、この会社で働かなきゃいけないんです」と即答されてしまうことがあります。

反射的な答えだったり、諦めの気持ちが強いのかもしれません。「人生の主人公」として、自分らしくない選択を続けていると、その「諦めた自分」「無理強いする自分」のことを自分だと思い込んでしまい、本当の自分を見失ってしまうことがあります。その状態は「人生の主人公として生きている」とは言えないと思います。

少なからずの人が「自分の意志で選択している」という感覚がなくなってしまっている、現代を生きる大人たちの姿勢に、そう感じてしまうことがありませんか?

そして、こういう時に、ただ、会社を辞めればそれでいいかというと、それも人生の主人公ではありません。「不安はあるけど、お金のために、今の時期はこの会社で働くことを選択しています」と自分で納得して決めているのであれば、それも「人生の主人公」としての生き方なのではないでしょうか。

先生を辞めるという決意

佐藤

なるほど。
子どもも大人も「人生の主人公として生きる」って、簡単なようで、難しい事もありそうですね・・・。
そんなのんちゃんが、なぜ先生をやめようと思ったんですか?

梶谷さん

きっかけは、未来を描けるようになってきたからですね。

学び始めた時は、未来+の場面がなかなか出てきませんでした。
「マイナスの過去を話すことも、プラスの未来を話すことも、そもそも人に話すことじゃないし、そんなことで現実は変わらない。くだらない」
と思っていたんです。
ライフイノベーションマップを使いながら、コーチングをすることが大嫌いでした。

でも、カウンセリングセミナー4日間などで自己受容ができるようになって。
自分自身がほぐれてきて、見えたものが先生塾※でした。

※先生塾
学校現場には、課題が山積みで、先生たちもその中で苦しい。先生たちが、いきいき自分らしく、想いを大切に、子どもたちに向き合っていけるように、「先生のための塾」を開きたいと思って開校しました。

「馬鹿じゃないの?!」周りの反応は向かい風

佐藤

どのように自己受容が深まったのかも気になるところですが、それは後で伺うとして・・・まずは、先生を辞めるという決意に対して、周りからの反応はいかがでしたか?

梶谷さん

引き止められましたね…。
校長先生からは退職届を「受け取れない」と言われてしまいました。

両親からも反対されました。
両親は、私が教員になったことをとても喜んでくれていたので、理解されるまで時間がかかりましたね。
「『安定』という公務員を捨てて馬鹿じゃないの?」
「コーチングという宗教にでも入ったのか」
とまで言われました。

大学時代の友人にも「何でのんちゃんのSNS投稿にたくさんいいねがつくの?気持ち悪い」と言われてしまったこともありました。

佐藤

多くの方から引き止められたり、理不尽といってはなんですが、応援ばかりではなかったんですね…。

梶谷さん

はい…当時、担任をしていた小学5年生の生徒たちにも止められました。

退職願を出した直後に運動会があったんです。
そのことを知らないはずなのに、何かを察したのでしょうかね…。
運動会が終わった後、「僕たちの6年生の担任になってください!よろしくお願いします!」と声を揃えて頭を下げられました。

この子たちを置いていくのか…そう思うと、何も言えなくなりました。

佐藤

それは辛いですね…。その時、どんな心境だったんですか?

梶谷さん

すごく迷いましたね…正直、なぜここまで荒立ててチャレンジをしようとしているのか…向かい風を受けている感じがしました。

なぜ決断できたのか

佐藤

そこまで引き止められていた中、今はたくさんのチャレンジをされていますが、どうして決断できたのですか?

梶谷さん

実は…決断のきっかけは、現変の「引っ張るワーク」※でした。

佐藤

そうだったんですか?!

梶谷さん

「教師」という立場だけでなく、より色々な外の世界が見えてきた感覚がありました。

変わらない現状をもう1年やるよりも、辞める方がワクワクしたんですよね。
このまま先生を続けて、毎年、子どもに関わって、私と関わった子供たちは幸せになれるかもしれないけれども、それ以上のことは起きないと思いました。
マイナスの未来とプラスの未来をありありとイメージしながら、自分の本音を確かめて、辞めない方が子供たちに失礼だと思いました。
自分の生き方としては、先生を辞めたほうが希望が持てると心の底から吹っ切れました。

そして、その気持ちをしっかり両親にも伝える機会があり、最終的には、応援してもらいながら、先生を退職することができました。

※引っ張るワーク
現変day7で行うワーク。「何かをしたい自分」と「引き止める自分」というそれぞれの立場に立つことにより、自分の考えが俯瞰できる。

先生塾をスタートさせ、順風満帆に見えるのんちゃんですが、ここに至るまでは、さまざまな苦しい過去がありました。チャレンジに必要なものは「自己受容」と「仲間」だと繰り返しお話しされていたことが印象的でした。

「ライフイノベーションマップを歩きたくない、未来+が見えない」
その理由の1つが、のんちゃんの過去にありました。「20歳までには死にたい」と子どもの頃、言い続けていた過去。どのような事情があったのでしょうか?そして、それをどう乗り越えたのでしょうか?

次回は「自己受容」というテーマでお送りします。

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