あなたは聞いたことはないだろうか。
SNSやニュース記事でもよく見かけるし、心理に詳しそうな人が解説している、悩みに対する「〜しよう」系のアドバイス・・・
「ああ、なるほど・・・!」
「確かにその通りだ・・・!」
と、パッと見ロジカルっぽい説明を真に受けてやってみても・・・
できたり、できなかったりする・・・!
どういうこと・・・?
科学的に正しいアドバイスなんじゃないの・・・?
自分の問題を「科学的に正しいやり方」で解決できたとしよう。
同じやり方で目の前の人ができないとき・・・あなたならどうするだろうか?
カウンセリングにおいても、似たようなことがよく起こる。
何年もかけて学び、磨いてきた「正しいアプローチ法」
クライアントの問題を解決する方法は・・・「これだ・・・!」
非の打ち所のない、ロジカルな解決策が炸裂・・・!
そしてクライアントの反応はこうだ。
1はいい。うんうん、ぜひ続けてくださいね、と応援すればいい。
問題は2と3。
うーむ・・・そんなとき、相手のせいにして腹を立てたり、批判的になったり・・・
ついやってしまうカウンセラーの方はいませんか・・・?
正直、昔の私はしていました・・・当時を思い出して・・・反省です。
この問題の核心は、人間に起こる問題を独立した事象として捉えていることにあります。
「AだからBをすれば良くなる」とシンプルに捉えてしまっている。
世にある心理解説や心理的にかじったような報道を見てもわかりますが、実際はそう単純ではありません。
このようなものがリアルタイムで相互に影響し合っています。
多くの場合、複数の問題が絡み合って、別の問題になっているのです。
つまり、解決のためには、「部分」と「全体」の両方を扱わねばならないのです。
「まじかよ・・・むずかしそう・・・」と思うかもしれませんが、大丈夫・・・!
これを解決する統合的アプローチ法が存在します。
それが平本式の・・・
「心理的症状の7つの発生要因」
「3つの感情レベル」
です。
症状解決の仮説検証ツールで2つを組み合わせて使います。
どの要因がどの程度影響を及ぼしているかを検討しアプローチ範囲の仮説をつくるツールです。
「7つの要因」は神経科学や脳の情報処理をもとに構成されています。
これらを組み合わせると、人間の悩みの種類をおおよそ網羅できてしまいます。
対処の深さを検討し、具体的なアプローチ法の仮説をつくるツールです。
わかりやすく3段階になっていますが、実際は連続しています。
クライアントの反応に対応できるのがわかります。
どの深さで対処するか、仮説検証しながらレベルを変えていくことで、人間の悩みの深さに対応しながらおおよそ網羅できます。
2つのツールを組み合わせ、それに対応した具体的な対処を施していくことが可能になります。
改めてまとめると
「すごいツールだなぁ・・・!」
そして具体的に習得すると、今まで学んできた「科学的に正しいやり方」のTPOがわかるようになり、
この2つのツールを学ぶことで過去の学びや経験を、さらに生かせるようになるのです・・・!
これぞ人類の叡智・・・!というわけで・・・
心理カウンセリング実践コースでは7つの発生要因と3つの感情レベルを分解整理してひとつひとつ学びます。
日常やカウンセリングのセッションが、よりスムーズに、効果的になることでしょう。
色々な立場のみなさんがいらっしゃると思いますが、ぜひ一緒に楽しく学んでいきましょう。
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