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「本当にやりたいこと?」と思い悩む日々から「心が湧き立つ仕事」を現実化するまで

  • 専門家コラム

こんにちは、平本式のスタッフの台本 尊之です!

「今の仕事は、本当に自分がやりたかった仕事なのか?」私は前職で、常にこの悩みを抱えていました。行きたい会社に入社し、上司や周りのメンバーにもすごく恵まれていましたし、仕事にも一生懸命取り組んでいました。でも、どこかで「心が湧き立つような仕事がしたい」とずっと感じていました。

ありがたいことに、今は「心が湧き立つ瞬間」を感じることも多く、熱量に突き動かされた仕事ができています。私がどうやって「心が湧き立つような仕事」を見つけることができたのか。そして、どうやってその仕事の「プロ」になれたのか。

この記事で詳しくお伝えします。もし今「本当にやりたいことはなんだろう?」と感じている方には、すごく参考になると思います。ぜひともご一読ください。

まさに「理想の上司」の下で働いていたからこそ

前職は建設系のコンサルタントをしていました。道路や空港などを作るゼネコンに対して、事前調査や計画立案、設計、施工管理を行う職種です。

もともと、大学院に在籍中に「環境」に携わりたいと思ってこの会社に入りました。環境と言っても、自然保護がやりたかったのですが、配属された部署は「生活環境」という「安全で快適な生活環境」を構築する部署でした。

正直、入社直後は「なんだかちょっと違うような気が」とはしていましたが、上司のIさんが素晴らしい人だったんです。それこそIさんは、まさに「理想の上司」のような人で、

「台本はどうしたいの?」
「台本はここがよくできてる」
「どうやったらできると思う?」

など、常に肯定的な関わりをしてくださる人でした。

もし上司がIさんでなければ、仕事のパフォーマンスも上がらなかったでしょうし、やりたいことへ向かう前向きな退職ではなかったかもしれないです。

仕事のことを考え続けている上司と自分

Iさんは本当に魅力的な人で、仕事も抜群にできる人でした。Iさんのもとで働けるからこそ、仕事も楽しかったのですが、一方で感じていたことがあります。

それは、Iさんは「この仕事に誇りがあり情熱もある」ということです。Iさんは「つい」仕事に関する書籍も読むし、情報も仕入れます。また、仕事が終わった後や土日でも、その仕事について考え続けているんじゃないか?と感じることも多々ありました。

一方で私自身は、Iさんのように自分の仕事について考えることも少なく、誇りを持って仕事をするIさんがいつも輝いて見えました。「Iさんのようにはなれないな」と心のどこかで思っていたのを覚えています。

「きっといいリーダーになれるね」と言われて

建設コンサルタントには一つの登竜門があります。

それが「技術士」という資格で、前職でも入社5年で取得できれば「優秀」と評価されるような資格でした。名刺に「技術士」と入るだけで、関わることができる仕事の規模もお客様からの印象も大きく変わります。

Iさんのもとで勉強させてもらった私は、ありがたいことに入社5年以内でその資格を取得することができました!(ちなみに資格の取得は会社も推進していて、資格を取得するだけで資格取得ボーナスがでます。)

台本

資格取得のために、深夜のファミレスで猛勉強しました!

資格の取得に周りも大喜びで、お祭り状態でした(笑)そこで所属していた部署の主催で、いいお値段のするお店で「お祝い会」をしてもらったんです。

「お祝い会」には上司だけでなく、私と同じチームのメンバーも多数参加してくれていました。その参加者の一人に、入社以来ずっとお世話になっている、5歳年上のアルバイトさんがいらっしゃいましたが、その方にこう言われたんです。

「おめでとう!これで一人前だね!」
「この会社でリーダーとしてやっていけるね!」

その方は私のことを心から祝ってくれていました。でも、私は固まってしまったんです。なぜなら、この会社でリーダーとしてメンバーを引っ張り、何かを目指していく自分の姿が上手く描けなかったからです。この会社で「どうなりたいか」自分でも全く分かりませんでした。

周りのお祝いムードとは裏腹に、私の心は静かに沈んでいったんです。

自分は本当は何をやりたいんだろう?

その頃から私は「自分が本当は何をやりたいんだろう?」と考えるようになりました。

自己啓発の本を読んだり、インターネットで調べたり。その時に知ったのが「人に関わって、人を変える」コーチという仕事でした。そこで色んなセミナーに出たり、コーチングを受けるようになったのですが、いくら学べど「自分が何をしたいか分からない」ままでした。

ただそんな時に「その悩みなら平本さんのところがいいよ」と教えてもらったんです。期待を胸に平本さんのセミナー(平本LIVE)に参加したのですが、私より10才ぐらいの上の方が公開セッションで50人以上の参加者がいる前で号泣して平本さんとハグをしていました。

「怪しすぎる……」というのが、最初の正直な感想です(笑)ただ、そこでチームフローの卒業生で、100人コーチングを実践している方に出会いました。

せっかくだから……と、その方からコーチングを受けてみたところ、それまで受けたコーチングとは次元が違いました。そして、そこで初めて「自分が本当にやりたいのはスポーツなんだ!」と思い出したんです。

スポーツに関わりたいと思う源泉

実は、私が小学生の時、発音がすごく下手だったんです。例えば「さかな」と言いたくても「さたな」と言ってしまってました。そしてそれが原因で、友人からバカにされたり、強めのイタズラを受けることが多かったんです。例えば、かくれんぼをしたら友人全員が家に帰っちゃったりとか。結構、苦い思い出です。でも記録を見ると、小学校の時は6年間ずっと皆勤賞だったんです。

「あれ?なんでだろう?」と思い返してみると、そこにはいつも母の姿がありました。

私の母はテニスでインターハイに出場した選手で、私が小学生の頃も、土日はいつも楽しそうにテニスをしていました。保育園で保育士をしていたのですが、雪で原付が動かない時も30分歩いて保育園まで行ったり、とてもバイタリティーに溢れる人だったんです。母は家でもすごく明るくて、いきいきしていました。

「あ!そうか!いつもスポーツが好きな母から元気をもらってたんだ!!」と気づいたんです。
だから毎日、学校にも行くことができたんだ、と。

そして、これが私がスポーツ選手に関わりたいと思う源泉でした。

台本

これに気づいたのが12年前なのですが、いまでも「スポーツ」に関わると心が湧き立つのを感じます!前職の時に感じた「本当にやりたいことって…」のようなモヤモヤした気持ちは、今は全くありません。

どうやって実現しよう?

とはいえ「想い」だけはあっても、私の周りには当時、誰一人スポーツ選手はいませんでした。ただ幸運なことにちょうどその時期、現フィールドフローの柘植陽一郎さんがロンドン38+プロジェクトのメンバーを募っていました。

ロンドン38+プロジェクトとは
2012年ロンドン五輪のメダル獲得に向けてアスリートのメンタルを支援するプロジェクトで、2010年に有志で始動しました。当時の最高メダル獲得数が37でしたので「それ以上のメダルを獲得する」意味もこめて「38+」と名付けています。

でも、そのプロジェクトでも選手を紹介していただけるわけではありません。

ー そこでどうしたか?

私がとった行動は、「サッカーの日本代表選手にFacebook経由でメッセージを送りまくる」ことでした。当時Facebookをしていた日本代表選手の全員に送ったと思います。メッセージを送るだけでしたが、本当に緊張しました。サッカー選手だけでなく他の競技の選手にもお送りし、合わせて100人ぐらいには送ったと思います。

残念ながら結果には結びつかなかったんですけどね。

台本

ただその6年後、メッセージを見たある選手から返信をもらい、実際にお会いすることもできました!

「プロ」とのセッションで覚悟が決まる

その後も、東京六大学のサッカーチームの監督や、サッカーの元日本代表選手ともお会いしましたが、なかなかコーチングを提供するまでには至りませんでした。

でも、その機会は突然訪れます。元東洋太平洋チャンピオンであるプロボクサーの方とつながることができたんです。

初めてセッションした日のことはすごく覚えています。それまで「スポーツをやっている人」にはコーチングを実践していたのですが、プロ選手に実践するのが初めてだったからです。

その選手は、セッション以外で接している時はすごく気さくな方なのですが、いざ「試合モード」になると、雰囲気がガラッと変わります。それこそ、本人?って思うぐらいです。

スポーツメンタルコーチを目指していた人が「雰囲気にのまれて」諦めることがある、と聞いてはいたのですが、その気持ちが分かった気がしました。その選手の普段との雰囲気の違いに圧倒されました。
そして、

「ここまで本気になっている人を私自身がサポートできるのだろうか?」
「私はサポートしていい人間なんだろうか?」

とも考えさせられました。

この時は「腕試しもかねて」と思っていた自分もどこかにいたので、「本気にならないとダメだ!!」と強い覚悟を決めたのも覚えています。ありがたいことに、初セッション後に継続的にサポートをさせてもらえることになりました。試合にも同行して、セッション以上に緊張しながら応援したり、一緒にご飯を食べに行ったり。

この選手とのセッションを通じて、

「ほんっっっっとうにこの仕事に携われてよかった!」
「この仕事をもっともっとやりたい!!!!」

と心から思いました。ありがたいことに、その選手が引退するまで、ずっとサポートさせてもらったんです。また、その選手を皮切りに、紹介でサポートする選手が少しずつですが、増えていきました。

台本

「自分がやりたいことができている」という実感があり、本当に嬉しかったですね。

平本式への参画によりさらに道が開ける

実はスポーツ選手のサポートをしながらも、前職にも籍は置いていました。自分自身ではやりたいことができている一方で、まだ前職でモヤモヤしながら働いていたんです。そして、スポーツ選手へのサポートも安定して来た頃にようやく転職活動を始めました。

いくつかの職場に応募はしてみたものの、あまり働き方や働く内容にしっくり来ていない時に、平本式(当時のチームフロー)からお声がけいただいたんです。平本式とは、前身のチームフローの時代から、柘植陽一郎さんのプロジェクトや外部委託のメンターとして関わっていました。とりわけ魅力的だったのは「自分軸をもったまま平本式に関わってもいい」という働き方ができたからです。

具体的な魅力をあらためて表現すると、

  • 働き方はスーパーフレックスで、時間も場所も問いません。MTGとかはありますが、それ以外は深夜でも昼間でも構わないんです。自分のやりたい自分軸を持ったまま、平本式に関われるという働き方が認められています。
  • みんなそれぞれコーチング的なコミュニケーションを学んでいるので、悩んだ時はすぐに相談できます。さらに、運営自体が目的論的なコミュニケーションで構築されているので、クヨクヨ悩むことがありません。

10年前に関わった選手から勇気をもらっている

平本式に参画してからも、私自身はさまざまなチャレンジを行っています。

具体的な内容については「パラレルキャリア」についての記事で詳しくお伝えしますが、その根底には、過去に関わった選手の方々との関わりがあります。

昔関わった方々が、

プロボクサーとしてデビューしたてで「我流だから」と期待されていなかった選手なのに、現在は世界ランカーになっていたり、
10年前は普通の会社員だった方が、今では従業員を30人以上抱える会社を経営していたり。

このように大活躍をしているのを直近で見ているからこそ、

「5年や10年、本気で頑張れば、人生マジで変わるやん!!!」
「自分も頑張ったら出来るやん!」

と、良い意味で勘違いをしながら生きています(笑)

いま私は、幸運にも「気持ちが湧き上がる」本当にやりたい仕事に出会えました!ここに至るまでは正直、めちゃくちゃ緊張することも少なくありませんでした。でも、自分が本当にやりたいことだったので、チャレンジし続けることができたんです!!

だからこそ、今「やりたいことが分からない」と感じている方に、「自分が本当にやりたいことは何か」を探してみて欲しいな、と思っています。

台本

この記事がほんの少しでも参考になったら嬉しいです!

writing by Takaaki yasui

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