
本記事は、メンタルマネジメントスクールのリーダーシップコースを受講して、どのような変化があったかをインタビューし、その内容から抜粋してまとめたものです。

自らが育児と仕事の両立で絶望し、疲弊した日々を経験。同じような思いをするママを1人でも助けたい!と心理学やコーチングを学ぶ中で、メンタルマネジメントスクールに出会う。
皆が価値観を満たしながら活躍できる場を作るために、仕事も子育ても奮闘中。また、働くママの心の柔軟性を育てる「働くママのマシュマロメンタルコーチ」としても活動中。
日々の子育てのなか、キャリアアップも諦めていたところ、自分と同じように、子育てと仕事で悩む同僚が相談に。なんとかしたい!まず自分が変わらなきゃと、メンタルマネジメントスクールに参加。小さなことから実践すると、職場と同僚が変化。その取り組みが評価されて、社長賞を受賞。実は育児が苦手で、仕事は逃げるためのものだった過去。仕事でヘトヘトになりながら帰ってきての育児。「こんなこともできないダメな母親」と悩んだ日々。だからこそ、キャリアと子育てで葛藤するお母さんたちに、仕事も家族も大事にできるようになってほしい。そんなお母さんの力になりたいと、話してくださった、あさみさんの体験談をご一読ください。
男性社員がほとんどの社内でも、女性社員がほとんど占める課で、主任として働いています。コースに参加する前、キャリアと子育てに葛藤し、キャリアを諦めていました。でも同じように悩んでいる同僚から、相談を受けたことがありました。
なんとかしたい、もっとやる気を引き出してあげたい、そのために私がまず変わらなきゃという想いが湧きました。そしてカウンセリングからコーチングまで、コミュニケーションを垣根なく学ぶことができるリーダーシップコースに参加しました。
コースに参加する前の職場は、モチベーションもなく「各々、最低限のことだけやってたらいいよね」と仕事をするような職場でした。
「私自身がまず変わらなきゃ」というプレッシャーを抱えて、ぐるぐると悩んでいました。すごく小さくても、できることをとにかく実践しました。それはリーダーシップコースで学んだ「7秒コーチング」です。
「Aさんが、こんなことで助かったと言ってたよ」と、その人のおかげで助かったことや感謝を、人からの伝聞という形で伝えることで、自分は役に立てている「貢献感」を相手に感じてもらう、この7秒コーチングをメールやチャットでも意識して実践しました。
すると、それだけで相手も感謝の言葉を私に返してくれるようになりました。言われた人も嬉しいし、Aさんに対してもいい印象を持つし、私も心地がよくなるという連鎖が起きました。
職場全体が、不思議なくらいやる気を出し始めて、「私たちが変えていけるんだ」という雰囲気に変わりました。7秒コーチングは、すごく簡単で、ものすごい効果を生み出す、一生使えるスキルです。
コースに入るきっかけとなった同僚は、子育てのための時短勤務で、16時半に仕事を終えなければいけない状態でした。その状況もあって「他の人よりもっと無理をしないと評価されない」「 私の実力はこんなんじゃないのに」と悩んでいました。
でも私の7秒コーチングや、「自分の価値観を満たしながら課を良くしていこうよ」という働きかけで、彼女も主体的に「どうやっていけばいいんだろう」と考えるようになりました。
時短勤務で長く働けない状況で、後輩との関わり方でも悩んでいましたが、「どういうふうにしたらいいと思いますか」と前向きに聞いてくれるようになりました。
私がコースで学んだことを話すと、彼女も素直に実践をして、「後輩にも楽しく働いてもらいたい」と、彼女自身がすごく熱意を持って働くように変化しました。
「キャリアアップもさらにしていきたい」「私たち、全員で役職者になりたいね」と堂々と言える彼女、そして「あのとき話を聴いてくれて、こういうふうにしていこうよと言ってくれたから、今があります」という言葉を彼女から言ってもらえたことが、すごく嬉しかったです。
このような取り組みや受講中の業績を評価してもらえて、社長賞をいただきました。受賞スピーチの際に、コースで学んだことを活かして、仲間たちと未来がどうなったらいいかを話したのですが、経営層の方にすごく褒めていただきました。

実は子育てが苦手だと思っていて、でも子育てが苦手とは言えない世の中と感じたり、「産んだら育てるのが当たり前」「ママ友をたくさん作ることが良し」など、こうあるべきが強い人でした。
苦手と思っていること、あるべきから逃げることが仕事でした。でもキャリアアップもそこまで目指していなくて、仕事を辞める理由もないから続けている。そんな状態でした。
すごく仕事もやりたくて、子育てもやりたいんだみたいなバイタリティが溢れるでもなく、でもちゃんとしないといけない、すべて中途半端だったのが苦しかったです。
産休を取るまでは、仕事でもそれなりに評価をされてました。それが産休や育休で、時間さえあれば100%仕事ができるのに、時短勤務で時間に制限がかかり、評価されない。自分よりダラダラ仕事をしている人の方が評価される。自分のモチベーションをどこに持っていけばいいかわからず、苦しかったです。
仕事から帰ったらもうヘトヘトで、息つく暇もなく、家事をやって、仕事と家事育児のどちらも100%、なんなら120%やらないといけない。「がんばらないとダメ」「いいお母さんでないといけない」という強迫観念がありました。
私を含めて、同僚や後輩も、産休中や育児に重きを置くことで、社会との接点がなくなり、社会の役に立ってない感を感じる。産休から復帰して、やっと社会と接点が持てると思ったら、仕事で本領発揮できなくて必要とされない、とはいえ育児も中途半端という葛藤を抱えていました。
今、どんな立場や状況でも楽しいなと思えるようになったのは、家庭や育児、仕事で共通する大事にしたい価値観を引き出して、それを満たせばいいとコースで実践してわかるようになったからです。
コースに参加する前は、怒る自分がすごい嫌で、怒らなくなることを目標にしてました。「こんなこともできない、ダメな母親だな」と感じても、「いやいや、でもそういう母親もいてもいいじゃん」と無理やりポジティブに切り替えて、自分の感情に蓋をしていました。
でもコースで「自己受容」を学んでからは、無理やりポジティブになるのではなく、「いやだって、そう思っちゃうよね」「やったことないから怖いよね」「仕事ができないことが、バレちゃうの怖いよね」とネガティブな自分を、そのまま受け入れてあげられるようになりました。
それから怒ったり、イライラしても、俯瞰している自分に気づけるようになりました。怒ることにダメ出し、ジャッジすることも少なくなり、すごい楽になりました。
相手の立場とか考える前に、「そう思ってもいいんだよ」と、自分をまず自己受容することの大切さを学ぶことができました。
コミュニケーション自体や心理学はすごく好きなので、本やYouTubeで習得しているつもりでした。でも自分にも相手にも見せかけのテクニックになっていました。
言葉だけでなく、すべてを実践ベースで学べるのが、メンタルマネジメントスクールのすごく良いところです。

子どもが2人いるのですが、コースに参加する前は、進路相談や学校で起きたことについて、私がアドバイスをしたり、「こういう進路がいいんじゃない?」「どういうふうにしたいの?」と言っても、子どもたちはピンときていない感じでした。
そこで過去にできたことや嬉しかったこと、楽しかったことから、未来はどういう状態になっていたいか。コーチングを少し織り交ぜた会話をしていくようにしました。
子どもたちに対して、圧をかけるようなコミュニケショーンも少なくなり、子どもたちから「だったらこういうのをしてみたいかも」「だったらこういう分野がいいかも」と、ワクワクが出てくるようになりました。
子どもたちも「自分のワクワクを満たすために選んでいいんだ」という捉え方ができるようになりました。
私自身、実は初めての人との会話とか社交辞令、自分と共通点がないことを話し続けたりすることに苦手を感じていました。
そこでコースで学んだ「ヒーローインタビュー」を実践したところ、相手の関心に関心を持てるようになり、全然知らない分野の話にもワクワクするようになりました。
「なんでそれが好きなんですか?」「なんでそれをしようと思ったんですか」と、自分が楽しんで相手の興味について聞けるようになりました。
私自身が、子育てしながら働き悩んできました。同じ悩みを持つ人が周りに多いからこそ、「子育てとキャリアとの両立なんてそもそも無理だよ」と、諦めてしまっているお母さん、プライベートは充実してるけど、キャリアについては興味がない、「でも、なんかかっこよくない」と思っているお母さんがコースに参加してくれたら、すごく嬉しいです。
仕事をバリバリしているキャリアウーマンがかっこいいのではなく、自分が大事にしたい価値観を満たしながら働くことがこんなにも楽しくて、家族も大事にできること、そし仲間に出会えたことが、私にとって宝物になりました。
こういう悩みや経験をしたからこそ、これからは副業でコーチングをして、過去の私と同じように子育てと仕事で悩んでいるお母さんたちの力になりたいです。

いかがでしたか?
本記事は、リーダーシップコースを受講した方のお話を要約したものです。
次はあなたが、この変化を体験してみませんか?
writing by Yuki Fujishima

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