本記事は、メンタルマネジメントスクールのリーダーシップコースを受講して、どのような変化があったかをインタビューし、その内容から抜粋してまとめたものです。
若手時代からリーダーとして抜擢され、子会社初の女性専務に就任。所長として最下位のセンターをNo.1センターに改革。本部に戻り、渉外・広報・CSR推進統括部長に就任。しかし後ろを振り返れば、部下がついてこない状態に・・・。リーダーシップコースに参加して、コミュニケーションが激変!楽しくてやりがいのある職場を作るべく、奮闘と実践の日々。
私は今は大手流通小売業の本部で総務の仕事をしています。実は数年前までは、女性初の役員候補として登用され、経営幹部となり、広報部局の統括部長を務めていました。
しかし、マネジメントがうまくいかず、業績を上げるために、深夜遅くまで働いていました。私が「これで行こう!」「みんな、この目標を決めたよ!」と言っても、後ろを振り向けば誰もついてこないという状態でした。
会議ではみんな「やります!」と言っても、実際は「全然進んでないじゃん!!」ということもありました。
私は昭和世代で育ってきたこともあり、「この人は!」と期待ができる部下には、レベルの高い仕事をチャレンジさせることで、力をつけてもらおうと指導をしていました。
しかし私が指導をがんばりすぎてしまい、部下には、いじめられているように受け取られてしまいました。
私は全然そんなつもりはありませんでした。「なにがまちがってるんだろう・・・?」「なんでこんなに空回りしてしまうんだろう」と、すごく思い悩んでいました。
コースに参加する前は、部下のミスを「間違ってるわよ!」「ここを直しなさい!」と指摘して、悪いところを直させるマネジメントで、組織が良くなると思っていました。
自分より10歳以上も年上の部下に対して、
「◯◯さん、ここ直して」
「▲▲さん、この部分は良いけど、 部下の■■さんの、ここを直して。」
「なんで、こんなふうに考えるのかな。もう一回考え直してみてよ」
と、相手のミスを指摘しては正すことを一生懸命やっていました。
でも気がつけば、周りからすごく嫌われてしまい、 給湯室にコーヒーを作りに行ったら、部下たちが
「いや、なおこさんって、仕事はできるかもしれないけど、なんかああはなりたくないじゃない?」
という陰口を話しているのを聞いてしまい、すごくショックを受けたことがありました。
私は、部下のマネジメントに失敗して、出向になってしまいました。
出向先の総務部は、設備の修繕や備品の発注等を行う縁の下の力持ち的な仕事を行う部署ですが、当時の私は「なんでこんなところに来ちゃったんだろう・・・」という気持ちでした。
「コーチやカウンセラーにでもなろう」と思い、リーダーシップコースに参加しました。
私は、仕事さえしっかりやれば業績が上がると思い、相手の良いところばかりを指摘していたら、 部下が甘えてしまうと思っていました。
でもリーダーシップコースに参加して、「原因論」と「目的論」という概念を初めて知り、部下に合わないマネジメントをしていたことに気づきました。
そしてコースで学んだ中でも、「7秒コーチング」が特に印象的でした。
「7秒コーチング」は、相手が貢献してくれて助かっていることを、通りすがりに相手に伝えるコミュニケーションです。
でも中途半端に声かけをしてしまうと「おべっかを使ってる」ような表面上だけの声かけになってしまいます。相手を勇気づける言葉をかけるためには、相手をしっかりと見る必要がありました。
本当に相手が、がんばってるところをキャッチアップして 「◯◯さんが、こうしてくれて、すごく助かってる」と声をかけることで、上から目線での評価とは全く違うものになりました。
これまで学んだコミュニケーションとは、180度違うコミュニケーションスキルに驚きながら、「7秒コーチング」をたくさん実践すると、職場が自然と良くなりました。
さらにイスを使って、職場の人間関係の距離や、関係性を見える化する「ソシオメトリー」という方法を学び、人とのコミュニケーション、人と組織との関係、関係性が大事であることに気づきました。
「ソシオメトリー」は、もっと早く知りたかったと思うほど、私にとって全く新しい手法でした。
「7秒コーチング」と「ソシオメトリー」など、目から鱗が出るようなコミュニケーションスキルを学んだことを、総務部の中で実践したら、すごい変化が生まれました。
「なおこさん、これどうしたらいいと思う?」
「 あなたはどうしたらいいと思うの?」
「それいいね!それやってみようよ!」
と、職場のコミュニケーションがすごく活性化するようになりました。
私は、人間関係が変わることで、業績が上がるとは思っていませんでしたが、業績を上げるために、人間関係がすごく大事であることを学ぶことができました。
総務部はペーパーレスの取り組みをしていたのですが、「言ってることはわかるけどさ、でもちょっとうちの部は特殊だから、できないんだよね」という部署がありました。
そこで、リーダーシップコースで学んだ、相手と自分たちの「共有ゾーンを見つける」という方法を実践しました。
私たちが行いたい方法で「会社を良くしていきたい」という思いと、反対している相手の中にもある「会社を良くしていきたい」という共通の目的に意識を向けて、「じゃあ、そのためにどうしたらいいのか」という考え方で関わるようにしました。
「うちは、紙がないとやっていけないんだ」と、ペーパーレスに反対する部署に対しての共感する関わりを、総務部みんなで丁寧にしていくことで、計画どおりにペーパーレスをやり遂げることができました。
大きな組織で変化を起こすことが難しい中、1年間でペーパーレスを達成することができたということで、私の職場の取り組みが、お取引先のホームページで紹介されています。
リーダーシップコースに参加して、私は人の力を信じることができるようになりました。
コースに参加する前の私は、「部下たちが信用できない」「だから自分が、がんばらないと!」という状態でした。
自分一人でがんばりながら、自分と価値観が違う人に対して、相手を勝手に評価や判断をしていました。
でもリーダーシップコースで、「自分軸」について学び、徹底的に自分と向き合うことで、「私一人の力は限られていること」「部下や同僚、上司が大事にしている価値観をお互いに尊重することで生まれるものがある」ことにも気づくことができました。
私は人を信じることができるようになり、周りの人も私のことを信じてくれると思える関係性を職場で築けるようになりました。
私は、自らを奮い立たせてマネージャーをやっていました。マネージャーだから、いつも笑顔でいなければならない、いつも元気に挨拶しなければならないと思っていました。
私と同じようにマネージャー職をやっていて、「なんかうまくいかない」と感じている方に、リーダーシップコースに参加してほしいです。
私も、会社や経営塾でのいろんな研修で、コミュニケーションを学びましたが、理想の人間関係、相手の想いを引き出すスキルをリーダーシップコースで学んで、初めて手に入れることができました。
今までのマネージャー研修なとで学んだ内容を活かしても、メンバーが心を1つにできていなかったり、今の職場が生き生きとしていなかったり、自身がマネージャーを続けていきたいと思えない方にとって、
リーダーシップコースは、今までの研修とは全く違う視点、スキルを学ぶことができます。
私はコースに参加したことで、仕事での評価も上がり、それが給与にも反映されています。それぐらい、自己投資をする価値があると思っています。
体験談などを読まれたりして、どうしようと迷っている方は、まず2日間のコースに参加してほしいです。
百聞は一見にしかず、身体がしっかりと覚えている学びを得られるのは、メンタルマネジメントスクールだけだと思います。
いかがでしたか?
本記事は、リーダーシップコースを受講した方のお話を要約したものです。
次はあなたが、この変化を体験してみませんか?
writing by Yuki Fujishima
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