本記事は、メンタルマネジメントスクールのリーダーシップコースを受講して、どのような変化があったかをインタビューし、その内容から抜粋してまとめたものです。
17歳の時に出会った、1冊の本がきっかけで、20年以上の家庭製菓教室業に従事後、41歳でキャリアチェンジ。50年以上続く、食品加工業を事業継承した兄のサポートに従事。その傍らで、メンタルマネジメントを学ぶ中でメンタルマネジメントスクールと出会う。長年の食のキャリアと、メンタルマネジメントを掛け合わせた、セルフマネジメントプログラム「あじわい力」を立ち上げる。
現在、私は主に3つの活動を行っています。
1つ目は、両親が創業し、兄が引き継いだ鶏肉の加工業の経営に携わっています。
2つ目は、コーチ・カウンセラーとして、1on1セッションをしながら、「あじわい力」というセルフマネジメント講座を主催しています。
3つ目は、家庭菓子の研究家として、創作・提案活動をしたり、マルチに活動しています。
リーダーシップコースに参加する前は、習慣化支援やライフコーチングを中心に活動していました。しかし、キャリアビジョンが見えなくなってしまう出来事がありました。
コーチとしてのスキルアップにも限界を感じ、明るい未来が見えなくなり、自信を失いかけていたのです。そんな時、4日間の心理カウンセラー認定コースに参加しました。
その後、2日間のコミュニケーションデザインコースに参加した際、「メンタルマネジメントスクールに通えば、コーチとしてのスキルアップだけでなく、自分の人生も大きく変わるのではないか」と感じて、勢いのままにリーダーシップコースへの参加を決めました。
コースに参加する前は、クライアントとの1on1セッションで、どんな質問をすればいいかわからずに考えてしまったり、 クライアントが何を言ってくるのかが怖いと、身構えてしまう自分がいました。
自分に合うクライアントに出会えず、ミスマッチが起きたり、継続的な支援になかなか結びつけることもできませんでした。
コーチングなどを学びながら「自分が変わらなきゃいけない」「クライアントの変化の前に、自分をなんとかしなきゃ」と、自分にダメ出しをしてしまうことも多かったです。
でもコースに参加して、自分が頑張ってきたことに寄り添う「自己受容」が大事であること、自分の先入観を脇に置いて、相手と同じ体験をしているかのように聴く「白紙の共感」を学びました。
まず自分を受け入れて、大事にするからこそ、相手も大事にできることを体験できたことが、とても良かったです。
自分も相手も大事できるようになって、クライアントさんから、
「ゆかこさんだったら、何でも話せるし、わかってくれる」
と言ってもらえるようになりました。
信頼関係を築くスピードや、クライアントの回復が早まり、自分に合うクライアントにも出会えるようになり、継続支援をするクライアントの数が3倍になりました。
他にもリーダーシップコースで学んだスキルをすごく活かすことで、私がやりたかったことにもつながる気づきがあり、自分のオリジナルの講座を作ることができました。
実家の鶏肉の加工業は、両親が人に頼ることが苦手なこともあり、非正規雇用のパートさんを数名を雇うだけで、家族経営でなんとかしていこうとしていました。
でもリーダーシップコースで、「リソースを使う」ことを学び、「外部の人に頼ることも、リソースを使うことだよね」「もう少し楽にビジネスを発展していけるのでは?」ということに気づきました。
気づいてからは外部の方に頼ってみたり、20年ぐらい続けた卸し専業に加えて、小売業にもチャレンジしていけるようになりました。
プライベートでは、私は現在49歳になり、婚活をしていた時期もありましたが、心のどこかで「もういい人には、出会えないかも」「ずっと一人でいい」と思っていました。
でもリーダーシップコースの3日目、「ライフのたね」というワークで、過去の体験を掘り起こしていたら
「お嫁さんになって、毎日家で料理やお菓子作りをして、家族に食べさせたかったのでは?」ということに気づきました。
さらに自分の枠組みを外す「コンフォートゾーン越え」の取り組みで、私は「ホールケーキを一人で食べる」をやってみたところ、「ホールケーキは、誰かと分けて食べるからいいんだ」と気づきました。
この気づきから、私は婚活をまた始めることができるようになりました。
コースで学ぶ「目的論8ステップ」が、婚活パーティーに行く目的をステップ化して実行することにも役に立ち、楽しく婚活を進めることができました。
その結果、行動すればするほど、自分にとって必要な人に出会えるようになり、周りからも「前よりも、いい人にちゃんと出会えてるよね」「よくそんなに、いろんな人にアプローチされるよね!」と言ってもらえるようになりました。
婚活を通して、しっかりと自分と向き合い、自分を大事にしながら、相手も大事にできる関わりができるようになりました。
コースに参加する前の私は、 一人で抱え込んでしまいがちで、「一人でやらなきゃいけない」「人を信頼できない」状態でした。
そして、人のダメなところばかりが目についてしまったり、目先のことにすぐに飛びついてしまい、大事なものを見失いがちでした。
でもメンタルマネジメントスクールで、「原因論と目的論」を学んだことで変わりました。人のダメなところばかりではなく、自分や相手のできているところにも意識を向けられるようになり、人間関係が変わりました。本質的に大事なことに意識を向けられるようにもなりました。
リーダーシップコースでは、仕事でもプライベートでもない、サードプレイスのような場所で、「一生大事にしたい仲間」を49歳で出会うことができました。
「一生大事にしたい仲間」と、アドラー心理学でいう「共同体感覚」、仲間感を肌で感じながら、精神的にも安心感が増したように感じています。
私は、対人支援を仕事にしているにも関わらず、心理的安全性を体験できていませんでした。しかし、コースに参加して、初めて本当の心理的安全性を体験をすることができました。
私はその体験から、「心理的安全性を体験していないことで、クライアントの心理的安全性を削いでいる可能性があるのは?」と感じました。
リーダーの立場の人はもちろん、対人支援をされている人、いつも頑張っているのに報われない、常に緊張してしまっている人にも、リーダーシップコースに参加してほしいです。
また成果も出していて、キャリアもお金もあって、家族もいて、何一つ不自由がなさそうだけど、なにか心理的葛藤を抱えている人にもオススメしたいです。
メンタルマネジメントスクールは、体系的なスキルを学べるだけでなく、自分とすごく向き合う体験ができることが、他との違いだと感じています。
いかがでしたか?
本記事は、リーダーシップコースを受講した方のお話を要約したものです。
次はあなたが、この変化を体験してみませんか?
writing by Yuki Fujishima
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