本記事は、メンタルマネジメントスクールのリーダーシップコースを受講して、どのような変化があったかをインタビューし、その内容から抜粋してまとめたものです。
「社員の幸せと可能性の拡大、そして企業成長には、経営者の在り方が大きく影響する。もっと幸せに輝いて働く人を増やしたい。」そんな想いで経営者の伴走者として2023年4月に起業。その後、メンタルマネジメントスクールに出会う。現在は、息子と協働で経営者から一般社員まで、縦にも横にもコーチングで関わり、組織内のつながりと活性化を多角的に支援している。
みかりんは、側から見たら、圧倒的な成果を出し続けるバリキャリ女性。そのみかりんの姿に憧れる女性も多いです。一方で、経営者一家のご家族との関係の悩みを長年抱え、それがどう解消されたのかを、今回のインタビューで、赤裸々に語ってくださいました。その葛藤がどのように解消され、どんな変化が起きたのか――。非常に貴重なインタビューとなっていますので、ぜひ最後まで、ご一読ください。
私は社員約500人規模の会社で、父が会長、兄が社長、弟が副社長という家族経営の中、いろんな部門を経験しながら、最終的には執行役員として、15年間勤めました。
そして2023年4月に起業して、大手企業のチームビルディングまで任されるようになったものの、試行錯誤しながら、迷っていた時期がありました。
そんな時に、メンタルマネジメントスクールの《コミュニケーションデザインコース》という言葉が目に飛び込んできて、迷わず参加しました。
コミュニケーションデザインコースでは、身体感情レベルで相手の立場に立つ「ポジションチェンジ」がすごく印象的でした。関わっている組織の課題のヒントを得られただけでなく、家族経営の会社で、なぜ自分が苦しんでいるのかが腑に落ちました。
「原因論と目的論」という考え方を知ったことで、「目的論」で世の中は変わっていけると希望が持てて、「これはリーダーシップコースにも参加しなきゃ」と参加を決めました。
参加しての大きな変化は、親や兄弟との関係性、家族との関わり方が、大きく変化したことでした。
家族経営の会社を退職する際、父は「辞める=父を否定する」と思い込んでいて、父から3時間近く罵声を浴びせられたことがありました。そんな状態で退職したので、父親や兄との関係は、最悪な状態でした。
リーダーシップコースで、平本さんのコーチングを受けて、「家族との間に起きたことがあったからこそ、今こうして未来を描けている」と実感することができました。
でも一方で、幼少期に我慢していたこと、いくら頑張っても価値がない、愛される価値がないという思い込みが、父との関係性の中で作られたことに気づきました。そして私はずっと「自分だけが傷ついてきた」と思い込んでいました。
しかし親や兄弟の人生を、まるで彼らになったつもりで一緒にたどるワーク「タイムライン」を通して、彼らの過去にあった出来事、どんな気持ちだったかに、私が寄り添えていなかったことに気づきました。
その気づきによって、自分のコミュニケーションのあり方が根本から変わり、心から彼らを許すことができるようになりました。
リーダーシップコースに参加してから、私の変化を感じた弟が「今の姉だったら、父や兄も受け入れられるかも」と感じたからか、「父や兄とも話をしてほしい」と言ってくれました。
そして家族との対話が始まり、なんと父や兄たちと一緒に、人生のタイムラインを歩くワークをしました。何十年もの間、ずっと上下関係で、親子でも本音を交わせなかった私たちが、ようやく本音で向き合うことができました。
私に罵声を浴びせてきた父が、
「会社を辞めてくれてありがとう。お前が辞めてくれたからこそ、成長できて、いろんな人との関係を築けた。それがこれからの会社の財産になる。だから、辞めてくれてありがとう」
「お前がこれまで言ってくれたことも、今思えば正しかった。話を聞けなかった俺が、ダメな経営者だった」
と言いました。その言葉で、本当に参加してよかったと思いました。
起業1年目は、カレンダーが予定でびっしり埋まっていないと、不安になってしまうタイプで、とにかく忙しかったです。
私は幼いころから、
「頑張らなければ親に愛されない」
「何か成果を出さなければ振り向いてもらえない」
「親からお金をもらうのは悪いことだ」
と思い込み、親の期待に応えるために何でもやってしまう子どもでした。その影響で、自分に自信もなく、起業してもサービスの金額を自分で決めることができませんでした。
相手から提示された金額をそのまま受け入れてしまうこともあり、ビジネスパートナーとも対等な関係ではなく、まさに父や兄、弟との上下関係になっていました。
でもリーダーシップコースを通して、「私は愛されるに値する存在だ」「私には価値がある」と、自分の中で自信を持ち、家族との関係も変わりました。
家族との関係が変わってからは、自分でサービスの金額を決めて、相手に伝えられるようになりました。ビジネスパートナーとの関係性も、上下関係ではなく、対等で信頼のある関係を築けるようになりました。
チーム・組織について悩んでいる社長やリーダーに、ぜひリーダーシップコースに参加してほしいです。私の兄や弟にも、おすすめしています。
コースに参加すると、視点がガラッと変わり、社員との関わり方も変わります。自然と周りを大切にできるようになり、会社の空気も良くなります。
中小企業はもちろん、特に家族経営のような環境では、無意識のうちに「甘え」や「当たり前」が根づいてしまっていると感じています。私は「社長が変われば会社が変わり、社員が変われば会社が変わる」ということを、身をもって体験しました。
なによりも、私はリーダーシップコースに参加して、圧倒的に幸せになりました。学びを仕事に活かせていることもたくさんありますが、「私は私でいい」と心から思えるようになったこと、それが人生のすべての土台だと教わりました。
そしてどんな時も温かく受け入れてくれて、共通言語と価値観を分かち合える仲間たちが、今こんなにもたくさんいることが、今の私の大きな幸せです。
いかがでしたか?
本記事は、リーダーシップコースを受講した方のお話を要約したものです。
次はあなたが、この変化を体験してみませんか?
writing by Yuki Fujishima
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