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自分軸を大切にした生き方で海外起業、そして事業展開へ

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会計士から起業家へー世界を舞台に学ぶ・旅する・働く。夫婦で創る新しい未来

平本式卒業生インタビューvol.13 岡本琢磨さん

今回は、公認会計士でキャリアコンサルタントの国家資格も持ち、世界を舞台にした冒険の旅をサポートする英会話スクールをフィリピン・セブとオンライン上に経営されている岡本琢磨さんにお話を伺いました。(聞き手:平本式スタッフ・台本)

岡本琢磨(おかもと・たくま)さん
公認会計士、IPO・事業再生コンサルタントとして日本で6年間コンサルティングファームに勤務後、夫婦で1年間の世界を巡る旅に出る。旅行中の経験をもとに、旅人を支援する英会話スクールCROSS×ROAD (クロスロード )をフィリピン・セブに設立し独立起業。コロナ禍の現在は、完全オンライン化のCROSS×ROADオンラインとして旅人を支援する英会話スクールコミュニティを運営。1000名を超える若者と対話し、彼らの考え方や状況を理解する一方、自身の海外起業や旅の経験、公認会計士・コンサルタントとしてのキャリアから海外就職を中心に新しいキャリアパスを提案している。

また、アジア主要都市を周り、日本人の転職状況を把握し情報発信を行うとともに、ビヨンドザボーダー株式会社を設立し、国家資格のキャリアコンサルタントを取得して海外を中心としたキャリア構築のサポートをしている。「普通の人」が世界を舞台に活躍出来る環境を作り、その手伝いをすること」「自分らしく生きる日本人を増やしていくこと」をミッションに経営・執筆・講演などを行っている。

著書:『キャリア・シフト〜人生戦略としてのアジア就職〜』(経済界)

公認会計士の僕が事業再生コンサルタントの会社を1年間休職し、世界を旅して手に入れたもの

台本

琢磨さん、本日はよろしくお願いします!ちゃんとお話するのは今回が初めてかもしれませんね!

琢磨さん

そうですね、どうぞよろしくお願いします!

台本

とは言え、琢磨さんがされているお仕事は前からとても興味がありまして。

琢磨さん

ありがとうございます!フィリピン・セブ島で英会話スクールのCROSS×ROAD(クロスロード )を運営しています。正確にはこのコロナの影響で今は休校とし、現在は日本に帰国してオンラインスクールとして運営していますね。

台本

これ誰しもが聞きたいと思うんですけど、そもそもどうしてフィリピン・セブ島で英会話スクールを始めたんですか?

琢磨さん

ちゃんと話すと長くなるんですけど大丈夫ですか?(笑)

台本

大丈夫です!ぜひ教えてください!

琢磨さん

僕は愛知県知多半島の出身で小学校の時からサイクリングが大好きで、色々と自転車で走り回るのが大好きだったんです。「この丘を越えたら何があるんだろう?」とワクワクしてるそんな子どもでした。そこから、高校は名古屋、大学は東京と進学し、1つの地域に留まるというよりも地域を移動するのが好きだったんですね。

その後公認会計士として、事業再生のコンサルタントとして働いてたんですけど、東日本を中心に日本中のいろいろな地域を飛び回っていました。

行ったことのない場所に行き、出会ったことのない人たちと出会うことで、『自分の世界を広げていくことが自分の可能性を広げていくことに繋がるんだ』といつしか考えるようになったんです!

台本

子どもの頃からそのあたり一貫した行動をされていたんですね。/p>

琢磨さん

子どもの時はそんなことを考えて行動していたわけじゃなかったんですけど、振り返ってみると一貫してますね(笑)

実は高校生の時にもアメリカ西海岸に3週間ほど一人旅をしていた経験もあり、世界を旅して回りたい…と思っていたにも関わらず仕事が忙しくてなかなか実現できずにいました…

このままでいいのか…?と悩んでいたんですけど、自分の気持ちを抑えきれなくなって、社長に直接自分の気持ちを伝えたところ、会社を1年休んでいいから行ってこい!と背中を押してもらったんですよ。

台本

社長、神ですね(笑)

琢磨さん

本当そうですよね(笑)そして妻(当時は彼女)と1年間の世界を巡る旅に出たんです。

台本

日本とは違う文化での生活になるし、言葉も日本語ほど伝わらなくなりますよね。道中でツライことやしんどいことも色々とあったんじゃないですか?

琢磨さん

いやぁ、良くそう言われるんですけど道中で全くそんな凹んだ気持ちにはならなくて。ただ、旅の終盤でかなり悩みました。

台本

何をそんなに悩んでいたんですか?

琢磨さん

旅後のキャリアですね。「前の会社に戻るのか?」「まだ旅を続けるのか?」「それとも自分たちで何か新しいことを始めるのか?」で悩んでました…

当時の僕を含めて日本だとどうしても敷かれたレールの上を走る生き方が主流じゃないですか。この1年休職しての世界旅行が初めて思いきりレールを外れて生きてみた経験だったんです。

一方で旅の途中で出会った人は自分らしく生きている人がとても多くて、「好きな場所で好きな人と好きなように生きていっても大丈夫なんだ」とこの旅を通じて心から思えるようになったんですよね。

台本

今だと仕事もインターネットが繋がっていれば、世界中どこからでもできますもんね!

琢磨さん

本当にそうなんですよね。そんなニュースも見ていたので頭ではわかっていたんですけど、旅をしながら実際にそういう生き方をしている人と出会って、肌感覚としてそれがわかりましたね。

そして、旅の最後の地としてウユニ塩湖のある南米のボリビアを選んだんですけどこれには理由があって。この旅の最後は絶対にこの写真にあるような鏡張りの風景を見ようと決めていたんですよ。

僕らが旅の最期の地に選んだのが南米でした。その南米のボリビアのウユニ塩湖で僕らの運命を決める決断をしました。ちなみにウユニ塩湖ってご存知ですか?こんな場所です。

台本

何これ!すごい景色!!

琢磨さん

すごい景色ですよね!でも僕らが旅の最期の地、南米で見たかったウユニ塩湖の景色は夜のウユニ塩湖なんです。

台本

おおっ!これはさらにすごい!!360度が夜空でまるで宇宙にいるみたい!!!

琢磨さん

すごいですよね!空だけではなくて、地面にも星が反射してるこの景色はまるで宇宙の中にいるようになります。でも、この夜の星空の風景って簡単には見れないんです。雨季なのに、雨が降らなくて、雲がなくて。さらに新月で、風が吹いてない、そんな気象条件が揃わないと見れなくて。これは年にごく限られた回数しか見ることがないんですよ。

だから僕らもこのウユニという町に滞在しながら条件が整うのを待っていたんです。でもなかなか条件が整わなくて…そしていよいよ滞在できるのは残り1週間となってしまったんです。ただ待つといってもこのウユニという町はウユニ塩湖以外は本当に何もない町で。この期間に今後のことを妻といろいろと話していたんです…

そんな中、ある日突然僕の中に「僕たちみたいにこれから世界に飛び出す人が最初に訪れる場所がつくれたら最高じゃないか」という考えが湧いてきて、それがきっかけで結局、前の会社に戻らずに自分たちで起業することに決めたんです!結局、僕らはこの星空のウユニの景色は見ることはできませんでした。でも、いつか必ず今度は子どもたちを連れて見に行きたいと思っています。

台本

なるほど!そんな旅の経験から英会話スクールのCROSS×ROADが立ち上がったんですね!ところでCROSS×ROADって、どんな英会話スクールなんですか?

琢磨さん

まさに今から世界一周をする人とか、ワーホリにいく人が集まる英会話スクールに最初はなりましたね。だから、旅の情報とか旅で学んだワークショップも行うセブでも一風変わった英会話スクールになりました(笑)

僕を含めて日本人スタッフみんなも学校内に住んでいて、朝ごはんやランチを一緒に食べたり、夜は飲みにいったり旅行も一緒にいったりと、とてもアットホームな生活をずっとやってましたね。

ただ、このコロナの影響で2020年3月中旬でセブ島の英会話スクールは休校にして、今はCROSS×ROADオンラインで引き続き運営をしていますので、ぜひぜひホームページもご覧になってください!

台本

ありがとうございます!ホームページ拝見させていただきます!(下段にリンクがあります)

コロナ禍でも自分の軸に沿って生きることで未来は創っていけるんじゃないかな

琢磨さん

実は僕、英会話スクールの校長としてのお仕事とは別の仕事もしていまして。

台本

何をされてるんですか?

琢磨さん

キャリアコンサルタントの国家資格を取得してキャリア相談もしているんですよ。

台本

そうなんですね!きっかけは何だったのですか?

琢磨さん

僕らは運よくウユニで次のキャリアを見つけられたんですけど、旅やワーホリを終えた方が次のキャリアで悩まれるケースがものすごく多くて相談されることが増えてきたんです。何となく返すことはできるかもしれないんですけど、ちゃんと役に立ちたいなと思って。

また、みんなせっかく英語を勉強して目が世界を向いているのであれば、海外就職にチャレンジするのは1つ面白いんじゃないかなと。日本に戻ってしまうと、結局1年間遊んでいた人と見られたりすることもあるので、それはもったいないんじゃないかなとも思って!

台本

確かに日本はまだそういう偏見がありますよね。

琢磨さん

だから、CROSS×ROADを経営しながらアジアを巡って、現地で働いている人や転職エージェントに話を聞いて海外就職の情報を集めて、それを記事にまとめたり仕入れた情報を元にキャリアの相談にのったりしていたんです。

今ではそれがきっかけで、ビヨンドザボーダー株式会社という「海外で働くこと」を実現させるための海外就職・転職サービス会社も設立し経営しています!

台本

英語を学んで、世界を旅して、そして海外で働くまでのサービスを繋げているなんて素敵ですね!
でも、今はコロナが世界中に蔓延していてなかなか大変じゃないのかなとも思うんですけど、そのあたりはどうなんでしょうか?

琢磨さん

今は移動に制限がかかったりして大変ですね。ただ、半年後か数年後かはわかりませんが、きっと以前のように自由に旅ができる環境が戻ってくると思っています。だから、その時のために今は準備期間として利用してもらえると嬉しいですね!

台本

確かに、今のタイミングでいろいろな情報を知ることができると、いざ動けるようになった時に選択肢が増えますもんね。

琢磨さん

はい!だからCROSS×ROADオンラインは英語のレッスンをするだけではなくて、海外旅行や海外就職の情報を共有するコミュニティとしても運用しているんです!
学校というよりも、どちらかというと村ですね(笑)

台本

村かあ、確かにお話を聞いていると村って感じがしますね!ちなみに、コロナが落ち着いたらまたセブ島での活動も再開されると思うんですけど、さらにその先はどんなところを目指されてるのですか?

琢磨さん

うーん、そこについては正直なところ考え中ですね。ただ、世界を舞台に自由に自分らしく生きていくことが自分の軸ですし、それをサポートしていくことは今後も変わらないと思うんですよね。

「セブ英会話スクールのCROSS×ROAD」、「海外就職のBEYOND THE BORDER(ビヨンドザボーダー)」、そして「オンライン英会話スクールのCROSS×ROADオンライン」の3つはお互いに相乗効果が期待できるのでお仕事の軸としてはこの3つをしっかりやっていきたいなと。

自分の価値観というか、何をやっていくと楽しそうかということはハッキリとしているので、それ以外にも色々とあるんですけど、やりたいことをしているうちに繋がっていくんだろうなと思っています!

台本

まさに価値観を大切にして生きているうちに、いつの間にかビジョンが実現している感じですね!

琢磨さん

これまでもそうでしたし、これからもそんな生き方をしていきたいですね!

台本

今日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
琢磨さんの今後のご活躍も期待しています!

岡本琢磨さんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?

自分のワクワクする気持ちを大切にして生きていくことで、どんな状況の中でも未来はつくっていける。そんな気持ちが湧いてきました。

コロナ禍で1年後すらよくわからない時代の中にいるからこそ、今一度自分らしい生き方や働き方を探求し、残りの人生をよりよく生きるための準備をしてみませんか?

岡本琢磨さんのHP、SNSはこちら
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