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「敷かれたレール」の教育に疑問。NPO、事業立ち上げ、留学……様々なチャレンジ!(前編)

  • 卒業生インタビュー

平本式卒業生インタビュー:大滝 文一さん(文ちゃん) 今回は現場変革リーダー養成3ヶ月コース(以下:現変)に参加された大滝 文一さん(文ちゃん)へのインタビュー。 新卒でNPOへ入社し、地元・北海道で事業の立ち上げ、現在はスウェーデンに留学中。ご自身の目標に向かって邁進されている文ちゃんに、お話をお伺いしました! (聞き手:佐藤李香)

大滝 文一さん(文ちゃん)認定キャリアコンサルタント / University of Gothenbug 修士課程在籍
日本の教育システムに疑問を持ち、新卒で教育系NPOへ入社。
かつての夢であった留学に行くことを決意し、退職。留学準備のため帰省した地元にて事業立ち上げに声をかけられたり、高校でキャリア教育の事業を任されるなど、活躍の幅は多岐に渡る。現在はスウェーデンへ留学中。

レールが敷かれたキャリアに疑問……新卒で入社したNPO

佐藤

本日はよろしくお願いいたします! NPOでもグローバルな活動に関わり、その後、北海道・スウェーデンへと活躍の場所を変えていらっしゃる文ちゃんに話が聞けることを楽しみにしていました!

大滝さん

ありがとうございます!よろしくお願いします!

佐藤

はい!まず、新卒でNPOに入られた、というご経歴にずっと興味があったのですが……。
どんな経緯でNPOに入られたのですか??

大滝さん

元々僕は、NPOに行こうと思っていなくて……でも日本の受験を中心とする教育システムにすごく課題を感じていました。

ひたすら机に向かって勉強して、テストでいい点数をとったらそれなりに偏差値の高い大学に入ることができて、優良企業に入社できて、いい人生を送ることができる、というような……。なんとなくレールが敷かれているなあと感じていて。
一方で、僕含め周りはめちゃくちゃ遊んでいて、そんな風でいいのかなと思っていたんです。でも、それってその本人が悪い訳じゃないなとも思ったんですよね。
レールに敷かれた人生が見えるこの環境にいて、周りも遊んでいたら自分も遊んでしまうよなと。
ただ、ふと立ち止まった時に、人生ってこれで本当に良いんだっけ?と思って。

小学校から自分の人生の大半を、基本的には椅子に座って、机に向かってガリガリと勉強するっていう。そんな勉強からは、学べていないことがいっぱいあるよなと思ったんです。

佐藤

そうだったんですね。それで、一般的な学校では学べない「教育」を提供する場を就職先に選んだんですね。

大滝さん

そうなんです。自分自身を信じたり、人を信じることや、一緒に協力して何かを成し遂げることなどを学べる、それを事業としてやってるのが、新卒で入社したNPOでした。

表現教育の授業として、歌とダンスを通して「自己信頼」「他者信頼」「何かを成し遂げる」という3要素を伝えていました。初めてみた時は、「こういう形の教育の形があるんだな!」と衝撃を受けましたね。

想いとキャリアのギャップに悩んだ新卒時代

佐藤

そうだったんですね。
そんな想いの中、仕事での課題はどんなことでしたか?

大滝さん

仕事に想いはあるけれど、「人間関係」や、「本当に自分がやりたいキャリアとは?」
ということに悩み始めていました。

というのも、僕の所属していたNPOは、子どもたちの為、ボランティアで関わってくださってる方々の為にベストを尽くそうと皆が一生懸命働いていて、仕事に求める基準も高かったんです。
その分、いわゆる組織内の心理的安全性はあまり高くなくて……もちろん新人なので仕事はできなくて当たり前なんですが。毎日のように叱って頂いている内に、気づけば仕事先の相手ではなく一緒に仕事をしている上司やメンバーの目を無意識に気にしてしまっている自分がいました。

打ち合わせ一つとっても、どうやったら上司に怒られないようにできるだろう、ということしか考えていなくて、余計うまくいかなくなって怒られる……。振り返ると数年は結構ビクビクしながら仕事をしていました。元々、僕自身できない自分を認められない、ということはよくあったんです。
自分にベクトルを向けてしまっているので、周りからしたら余計、お前何を見て仕事しているんだ、というように更に言われてしまって……全然、心に余裕がなくなってしまいましたね。

ベクトルが自分の方に向いてしまって、仲間が困ってることに意識が向かない状態が続いていました。
だから、僕自身も任された後輩の育成も全然できなくて、自分の関わり方がマズくて後輩を泣かせてしまうこともありました。

キャリアどころか、その日を終えることがやっと、という状態になった時に、心理学やキャリアそのものについて勉強するようになっていきました。
学生の時にコーチングやカウンセリングを勉強している知り合いがいて、自分も少し独学で学んでいたんです。その中で平本さんの存在は知っていて。
現場を変革するためにも、まずは自分が変わらなければ行けないと感じて、平本式の3ヶ月コースへの参加を決めました。

言葉以上に体験できた「自己受容」「他者信頼」

佐藤

参加されてみていかがでしたか?

大滝さん

平本式は「自分自身を信じる」「人を信じる」ということを言葉以上に教えてくれた場所でした。
元々、NPOにはこれらの想いに共感して入社していたのですが、頭では理解していても、心から納得までできていなかったんだと思います。
僕自身、NPO入ったときは自分のことを確かに信じていて、結構自信満々だったんですよね。だけど客観的な立場で自分のことを見つめ直したり、相手を信じて、人からもらった言葉を素直に受け取ったりは最初できませんでした。

平本式では、平本さんを初め、みなさんの関わり方が衝撃的で……。チャレンジできた自分もOK、できなかった自分もOK。そしてお互いをリスペクトしあっていることから、アドラー心理学での「他者信頼」を深く感じることができました。
「基本的に相手を信頼することがベース」となっている場を頭ではなくリアルで体感できました。
あまりに居心地がいいので、僕自身飲み会はあまり行かないタイプなのですが、平本式の飲み会は楽しくて行っていた記憶がありますね。(笑)

佐藤

ご自身の中でも考え方の変化があったんですね!
そんな中、なぜNPOを退職されようと思ったのですか?

大滝さん

留学に行くことを決めたからですね。
ずっと留学に行きたいとは思っていたのですが、平本さんにコーチングをしていただいたことでその想いをしっかり確認することができました。
その中で留学する自分と、このまま留学しない自分のタイムラインを歩かせてもらったんです。それぞれの自分の数年後まで歩いて比較した時に、このままいっても、結局留学に行きたい自分は消えないな、そうはっきり見えたんですよね。

帰省2週間で事業立ち上げへ!

大滝さん

留学を決めて、NPOを退職してから留学の準備をするために地元・北海道旭川市に戻りました。

佐藤

旭川でも多くの活動をされていた印象があります!/p>

大滝さん

そうですね……いろいろご縁に恵まれました……。留学準備の作業のために、コワーキングスペースを探して行ってみると、そこで出会った方と意気投合しまして。 そのコワーキングスペースを運営されている方が教育に力を入れたくて、後々学校をやりたいとお話しされていたんです。 そして、僕自身も、大学卒業前から「愛と勇気の学校」を作りたいということをずっと言っていたんですよね。自分を信じて、相手を信じて、一緒に何かをやるって、結局根底には自分に対する自己愛とか他者愛とか、そして、結局何かそこの愛を与えようとする勇気みたいのがないと難しいなと思っていたんです。 それを学校で全然直接的に教わらないじゃないですか。 結局、自分ってどういう存在で、相手や他人ってどういう存在で、もっと言えば人間でどういう存在で……ということを、考えるだけでなく、感覚や体で学ぶ機会はほとんどないなと。 そんなことを、頭も体も心も丸ごと学べる学校があれば面白いなと思っていたんです。 コワーキングスペースを運営されている方とは、そんな「学びの場作り」という方向性が重なり、「一緒に作ろう!」とどんどん話が進んでいきました。

佐藤

すごいですね……!

大滝さん

そうなんですよね。
だから、6月に旭川に帰ってきて1週間でその方とその人と出会って、仕事場に顔を出すようになったんです。そこでいろいろ話を進めて、本格的に準備していきました。
そして8月頃にサマーキャンプをやって、9月に開校しました。

佐藤

実際に開校されたのですね!

大滝さん

はい、アフタースクールのような形で、「英語で学ぶ、放課後スクール」と言うコンセプトではあったのですが、英語を学んでほしいというよりも、世界で実際に起きていることや、大事なことを学んでほしいと思って運営していました。

僕は事業の共同立ち上げとして色々やらせてもらいました。
チラシ作りといった細かいところから、学校や個人への連絡、ホームページ作成や体験授業の運営、支払いの仕組みを整えたりなど……。楽しかったですね。

母校でコーチング!

大滝さん

旭川ではご縁続きだったのですが……母校の高校に卒業生として呼ばれて行って、キャリアに関する講演をさせていただく機会もありました。
単なる講義だとつまらない、コーチングがしたい!と思って、実際にはグループでコーチングをしたんですけど。(笑)

佐藤

そうなんですか!どんなことをしたのですか?

大滝さん

「4つの自分」と言う実習※をしました。グループコーチング的に関わって、生徒たちも喜んでくれましたね。それが好評で、アフタースクール立ち上げで繋がった別の高校の先生にもお声がけをいただき、別の高校でもちょこちょこやっていました。

1年で事業立ち上げ、母校での講演と幅広い活躍をされた文ちゃん。
後編では、いよいよスウェーデンでの留学生活についてお伺いします!

「4つの自分」の実習
3ヶ月コースのDay1に体験している「頑張った自分・尊敬する人・大切な人・未来の自分から応援をされる」という内容の実習
佐藤

別の高校でも!素晴らしいですね!

大滝さん

それらに1年ちょっと関わって、その後スウェーデンの大学に入学しました。授業は、最初、コロナ禍の影響でオンラインで始まったんです。なので、入学当時は、北海道の旭川から大学の授業に参加していました。

佐藤

おお!それも特殊な体験でしたね!

1年で事業立ち上げ、母校での講演と幅広い活躍をされた文ちゃん。
後編では、いよいよスウェーデンでの留学生活についてお伺いします!

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